こんにちは!2018年度の地域おこし協力隊に応募したはまちゃん(@wakuwakukeigo)です。
記事執筆現在、2019年度(平成31年度)の地域おこし協力隊の募集が開始しました。
これを読むあなたも、地域おこし協力隊に応募しようと考えている応募者かもしれませんね。
過去に応募した先輩として1つアドバイスをしておこう!
地域おこし協力隊の『失敗の本質』は応募前に読んでおけ!
『失敗の本質』とは、とある地域おこし協力隊が入隊して感じたこと、失敗体験談を惜しみなく公開したPDF資料です。
現役の地域おこし協力隊から、
- 「共感しすぎる!」
- 「めっちゃわかる!」
- 「現状打破に活かせそう!」
と、圧倒的な支持を得ています。
地域おこし協力隊に応募するなら、後悔ない選択にしたいでしょ?
それなら騙されたと思って、『失敗の本質』を読んでみて。
たった10スライドだから。
タップできる目次
地域おこし協力隊の応募者は必読の「失敗の本質」内容まとめ
地域おこし協力隊の「失敗の本質」とは、村楽LLP(全国地域おこし協力隊ネットワーク)が2014年に作成したPDF資料です。
facebookに全6回で投稿されました。
当時、地方創生が盛り上がりを見せ、地域おこし協力隊の成功事例ばかりが注目されていました。
そのような状況の中、失敗事例を忖度なしにまとめた資料だったため、めっちゃ話題になりました。
地域おこし協力隊の先輩たちがわざわざ失敗パターンをまとめてくださったので、応募者は見ないと損。
今読んでも、参考になる内容が満載ですよ?
地域おこし協力隊の「失敗の本質」が応募者にとって必読な理由
PDF資料「失敗の本質」は、応募前に必須と言われています。
理由は簡単。
あなたが、地域おこし協力隊になって後悔しないためです。
都会から田舎へ移住する際、地域おこし協力隊になることは条件面からみても良い選択だと思います。
しかし、あなたが地域おこし協力隊になって後悔しないかどうかは別問題。
応募前に一度立ち止まって、制度の家賃補助や助成金、仕事内容などの条件面だけでなく、地域おこし協力隊の実態を知るべきです。
地方創生・田舎暮らし・スローライフなどの現実に気づかせてくれます。
過剰な理想を持っているのなら、今すぐ読みましょう。
はまちゃん
応募者はもちろん、地方自治体にも読んでほしい!
全部で10スライド!応募者向けに地域おこし協力隊の『失敗の本質』PDF内容をすべて公開!
全部でPDFで10スライドありますので、長くなりますが全部公開します。
綺麗に内容がまとまったPDF資料なので、地域おこし協力隊の応募者はちょっと時間を取って読んでみて。
①地域おこし協力隊「失敗の本質」
〜竹やりに夜突撃を繰り返さないために〜って、なかなか刺激的なキャッチコピーですね。
②行政による面接・採用(地元の人が関知しない)
行政が仕切って採用をするというのは、僕が地域おこし協力隊の採用選考・面接を受けた時もそうでした。
公務員の採用の延長線上。
つまり、同じ基準や採用シートなどを使って採用すると、失敗するのは当たり前ですね。
地域おこし協力隊は、地域活性化をする仕事なのにそれぞれの地元団体に話が通っていないと動きづらそう。
そこは自治体を頼りたいですね。
③協力隊の分散配置(戦力の逐次投入)
全ての地域に平等に配置します。
ある意味仕方ないですが、見知らぬ土地に1人で入り込むのは難しそう。
ただでさえ、地域によってはよそ者を受け入れないコミュニティもあるので。
④協力隊への過剰な期待
地域おこし協力隊はスーパーマンではありません。
都会で働いたから田舎よりもすごい知識や経験があるとは、一概に言えません。
中には都会の仕事にドロップアウトして、ネガティブな理由で田舎に移住した人もいるでしょう。
一人一人の背景を理解した上で、地域住民や自治体は地域おこし協力隊を見る必要があります。
⑤協力隊を外に出さない
地域おこし協力隊は自由に動けてスピード感があることがメリット。
公務員のように労務管理をしてしまうと、その良さを潰してしまいます。
地域活動をさせず、ひたすら役場で事務作業をさせるなんてもっての外。
⑥副業禁止・厳密に労務管理
副業禁止は辛すぎる・・・
地域おこし協力隊は成果を出せず、副業もできずだと、3年後に卒業したら行く場を失います。
協力隊の活動が、全て行政に吸収されるような自治体はブラック自治体でしょうね。
自治体と地域おこし協力隊が協力して、事業をつくる必要があります。
▼副業ができる自治体&地域の選び方
⑦活動経費を使わせない
行政の予算の決裁を取るのに時間がかかるのはちょっとねぇ・・・
僕は事前に給料や待遇について質問しましたが、「そんなバカな!?」とならないように確認すべきですよ。
活動経費なので、自由裁量であってほしい!
僕も応募した時は活動費や待遇などの質問しまくりましたよ。
⑧定住が至上命題
地域おこし協力隊の目的は地方に定住させる制度ですが、その気持ちで自治体や地域が接してくると逃げたくなりますよね。
地方は「子供を生め!地域振興しろ!」と言える立場なんでしょうか?
定住しなかったとしても関係人口として継続的に関われる関係性を築いていきたいですね。
⑨やらされ仕事か、危機感か(トップダウン→聞いてないよ)
トップダウンで、「●●地域で協力隊を入れたらよかったらしい。だからうちの地域にも協力隊採用するぞ!」となるのはいかがでしょうか。
無計画で地域おこし協力隊を募集するのではなく、地域住民から声があるようにするのが理想ですね。
その仕掛け作りは難しそうですが。
⑩地域おこしの定義がない(戦略の欠如による戦力投入)
地域おこしの定義が定まってないと、ブレブレで成果は出せません。
主役は地域住民。
これを忘れずに、経済的・自治的・再編的・情緒的施作をしたいものです。
はまちゃん
長くなりましたが、共感できる部分も多かったんちゃうー?
「失敗の本質」に学ぶ!応募者が知るべき地域おこし協力隊に後悔しないための方法
地域おこし協力隊の「失敗の本質」は参考になるし、学べることも多い。
ただ、「失敗の本質」は、地域おこし協力隊が地方自治体を責めるような内容ばかりなことにも、少し違和感も感じるんですよね。
応募者が地方自治体に頼りきりで、受け入れ態勢が整っていないことに文句を言うのもどうかと思います。
「こんなはずじゃなかった!」と後悔してしまうのは、応募者側が準備不足だったことも原因の1つです。
後悔しないために、田舎に移住するための必要な準備をしましょうね。
3つだけ対処法を説明します!
①地域おこし協力隊の情報収集をしよう
まず必要なのが、地域おこし協力隊の情報収集!
不安になるのは、情報不足だから。
応募前から地域おこし協力隊について調べるのは必須です。
しかし、自治体によってはホームページの情報が最新でないこともあるし、移住イベントや求人のお得な情報をタイムリーに知ることができません。
そのため、ホームページを確認することに加え、可能であれば直接電話をするなど積極的に情報収拾する意識をもちましょう。
また、地域おこし協力隊か地元企業に転職という2択だけではなく、時間や場所にとらわれない働き方ができないかと考えることも重要!
Withコロナの時代、「移住先の企業の求人を探す」という考え方はもう古い。
テレワークを視野に入れて仕事を探すと、理想の働き方ができる可能性は高まりますよ。
フルリモート求人特化型転職支援サイト【ReWorks(リワークス)】は、「フルリモート求人に特化」した求人・転職サイトです。
リモートワークのイメージが強いデザイナーやITエンジニアだけでなく、営業サポートやWebディレクターなどの求人も結構あります。
会員登録は無料なので、リモートワークに興味があるなら登録すべきです。
また、地方は給料が安いのが当たり前なのですが、ビズリーチに登録しておくと、思わぬ大企業からスカウトがきます。
僕も登録してますが、自分の職務経歴書を評価し提示される年収を見て気持ちがよく揺らいでいます。笑
マネジメントを経験した管理職クラスの方には、特にオススメしたい「ハイクラス特化」した会員制転職サイトです。
②どんな地域おこし協力隊になりたいかを決めよう
地域おこし協力隊の応募はただの就職活動ではありません。
就職活動 × 移住です。
人生にとっても大きな選択なので、成功する地域おこし協力隊になりたいなら、以下の成功の3要素を意識して、選考に進んでください。
成功の3要素
- 目指す隊員像(志望動機)
- 地域のビジョン(求める人物像)
- 住みたい地域(移住の目的)
この3つが重なる地域おこし協力隊を選んで応募してください!
▼地域おこし協力隊には4つのタイプがあるので要チェック!
③ブラック自治体を避けよう
地域おこし協力隊の応募先は、基本は住みたい地域を選べばいいですが、ブラック自治体だけは絶対避けてください!
ブラック自治体を選んだ地域おこし協力隊の話は、失敗のオンパレードです。
たとえ住みたい地域であっても、ブラック自治体であれば他の仕事を探した方がいいです。
▼ブラック自治体の見分ける方法を伝授!
まとめ:地域おこし協力隊の応募者は「失敗の本質」を読んで後悔しない選択をしよう!
いかがだったでしょうか?
地域おこし協力隊の失敗の要因や、田舎がどんなところか少し見えてきたのであれば嬉しいです。
脅かしたいわけではなく、あなたに後悔しない選択をしてほしいだけなんです。
実際、楽しく活躍してる地域おこし協力隊も僕はたくさん知ってます。一方で、後悔してる人も。
失敗してしまう一番の原因は情報不足!
「地域おこし協力隊」になりたいと思っていても、視野を広くして、時間や場所にとらわれない働き方ができないかと考え、積極的に情報を手に入れる努力は必要です。
Withコロナの時代、「移住先の企業の求人を探す」という考え方はもう古い。
テレワークを視野に入れて仕事を探すと、理想の働き方ができる可能性は高まりますよ。
はまちゃんの一言
はまちゃん
結局は、地方への移住してみないとわからないんだけどね。
質問などあれば、気軽にツイッターまでご連絡くださいね→(@wakuwakukeigo)
んじゃ、今日はこれでおしまいっ!
ほな、バイバーイ!
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