こんにちは!都会から田舎へ引っ越したはまちゃん(@wakuwakukeigo)です。
都会の生活に疲れてくると、田舎暮らしがしたくなりませんか?
僕は田舎暮らしに憧れを持って、実際に島根県に移住しちゃいました。
あなたも地方移住を希望する都会育ちの若者の一人かもしれませんね。
地方移住は国も後押ししているので、2019年に東京から田舎へ住む場所を変えるのは、はっきり言って大チャンスですよ。
とはいえ、どこに国内移住すべきかわからないという人も多いのではないでしょうか?
都会から田舎へ引っ越したいけど、イマイチ住む場所を決めきれないというあなたに朗報です。
これだけ押さえておけば大丈夫と言える「田舎で住む場所の決め方」の基準を、本記事で紹介しましょう。
読み終わる頃には、移住先の選び方の基準ができているはずです。
人気の移住先ランキングをただ紹介するのではなく、僕自身の経験を踏まえた移住先の探し方を伝えるので、田舎暮らしに憧れる都会の若者は必見です。
では、さっそく話していきますね。
タップできる目次
移住先を探す最優先事項は”住むと目的が達成できる場所で住みやすい街か”
住みたい田舎ランキングは移住支援制度が充実してるだけ?
田舎で移住先を探す時、みんなは何を基準にしているのか。
多くの場合、以下の2つを重視します。
- 地方移住支援制度が充実している
- 評判・口コミが良い
移住先を探す時に参考になるものといえば、住みたい田舎ベストランキングでしょう。
ランキングはわかりやすく、住む場所を変えるメリットも感じられ、確かに参考になります。
とはいえ、ランキング上位の街に移住すれば田舎暮らしが成功するかというと、当然そうではありません。
なぜなら、基本的に移住支援制度が充実した地域がランキング上位になるからです。
もちろん、都会から田舎へ引っ越す費用が安くなるに越したことはありません。
けれども、ランキングを鵜呑みにするのは危険でしょう。
住む場所の探す時に考えてほしい2つのこと
移住先を探す時、以下の2つのことを考えることをおすすめしています。
- 住むことであなたの目的が達成できる場所なのか
- あなたにとって住みやすい街なのか
地方への移住計画の立て方!5つの準備ステップで田舎デビューしよう!という記事で紹介しましたが、まずは移住目的を考えることがステップ1です。
目的がブレると、どの地域も魅力的に感じられいつまでたっても移住先が決まりません。
移住目的だけはしっかり決めて、達成できそうな場所に移住することが後悔しない秘訣です。
そして、もう一つ。
都会育ちで初めての田舎暮らしなら、移住が失敗しやすい地域を避けるべきでしょう。
これは、就活するときにブラック企業を避ける感覚と似ています。
結論としては、
ド田舎は避け地方都市に移住する
ことをおすすめします。
ど田舎が悪いと言ってるわけではなく、田舎暮らしの失敗体験談が多いから最初は避けた方がいいということです。
そして、さらに田舎らしい暮らしをしたいと思ったときは二段階移住することがおすすめです。
二段階移住すれば、田舎暮らしを失敗する確率は格段に減らせます。
次章では、移住先として住みやすい街の具体的な条件について解説していきますね。
田舎で住む場所の決め方12選!移住先は住みやすい街を選ぶべし
都会の若者が移住先を探す時、どこに住むべきか非常に悩みます。
「住む場所を評価する基準でもあれば…」と、僕も島根県の市町村を見渡してかなり悩みました。
そこで、都会の若者のIターン者向けに、田舎の住む場所の決め方12ヶ条を作りました。
僕だけでなく、たくさんの先輩移住者の声やアドバイスを元に作成しているので、この基準に沿って移住先を選べば失敗するリスクはかなり下がるはずです。
移住者が住みやすい街の条件は以下の通り。
- 求人が比較的多く、仕事が見つけやすい。
- 家賃や食費などの生活費が安い。
- ネット環境に問題がない。
- 交通アクセスが充実しており、車が無くても生活に困らない。
- 医療機関が充実している。
- 教育機関が充実している。
- 現地の食事が美味しく口に合う。
- 治安が良い。
- 気候や自然環境が厳しすぎない。
- 洪水、火山、地震等の自然災害のリスクが低い。
- 周辺の自然環境が自分の嗜好や趣味にマッチしている。
- 若い移住者がいて文化・価値感がある。
順番に解説していきます。
1:求人が比較的多く、仕事が見つけやすい
都会に比べて仕事は少ないものの、就職先の選択肢がない場所だと辛いです。
引っ越しでお金が飛ぶので、早く生活を安定させるため、都市部に通勤しやすい場所がおすすめ。
2:家賃や食費などの生活費が安い
田舎のメリットは固定費を抑えられること。
田舎は都会より年収は下がる傾向があるので、その分を賄う意味でも生活費が安い地域だと住みやすいです。
3:ネット環境に問題がない
これからの時代、田舎暮らしをするならITの活用は不可欠のため。
インターネットを使って副業・複業をするためにも必須です。
ただ、僕が住む地域はWiMAX圏外だったんですよね。
そのときに、役立ったのがポケットWiFiでした。
4:交通アクセスが充実しており、車が無くても生活に困らない
田舎=車社会。
これ自体は否定しませんが、僕は地方移住したからといって必ずしも車を持つべき常識には懐疑的です。
実際、僕は田舎で車無し生活をしています。
自家用車を持つと維持費が掛かり、家賃が安くても都会と生活しているのと変わらないぐらい家計を圧迫するのは必然。
また、高齢になって運転に支障が生じた時に困らないようにするためにも、バスや電車などの交通アクセスがある場所を選ぶとよいでしょう。
目安は、駅まで自転車で20分圏内。
また、東京・大阪・愛知・福岡といった大都市に、3時間以内に行けるかどうかもポイントです。
5:医療機関が充実している
医療・介護はインフラなので、医療機関が整っていない地域で住むことできません。
もしもの時を考えておきましょう。
僕は、車がない&一人暮らしなので、病気になったときの詰みます・・・
今後の課題なんだよなぁ。
6:教育機関が充実している
子どもがいる人にとっては重要。
小・中・高など学校の位置関係と、生徒数は調べておきましょう。
もし、廃校や合併になって県外・市外まで通わせたりするのは金銭的な負担が大きいですよ。
7:現地の食事が美味しく口に合う
いわゆる水が合うというやつですね。
移住する前に、旅行をして現地を訪れましょう。
8:治安が良い
特に女性の一人暮らしや、子どもがいる家庭で気になるのが治安ですよね。
田舎は治安がいい地域が比較的多いのですが、場所によっては怖〜いお兄さんがたくさんいるところも…
昼は閑静な住宅街なのに、夜になるとヤンキーや酔っ払いが多いこともあります。
治安を見るポイントは、時間を変えて地域に訪れることです。
9:気候や自然環境が厳しすぎない
自然がいっぱい≠住みやすい。
田舎に慣れていない状況で、限界集落など不便で過酷な所に住むとかなり大変なんですよ。
豪雪地域も慣れていないと準備必須ですね。
10:洪水、火山、地震等の自然災害のリスクが低い
ど田舎暮らしを避けて二段階移住をおすすめしている1番の理由です。
田舎で特に気をつけたいのが土砂崩れと水害。
移住してすぐに引っ越ししないといけないことにならないよう、災害については移住前に調べておきましょう。
11:周辺の自然環境が自分の嗜好や趣味にマッチしている
例えば、趣味が釣りなら近くに渓流や湖、海があった方が良いし、ハイキングが趣味な方は近くに好きな山があると楽しい暮らしができそうですよね。
夏は海でサーフィン、冬はスキーといった田舎で自然を満喫した暮らしを求める人も多いでしょう。
自分に合う場所で生活するのは活力になりますし、定住するつもりなら優先度をあげたい基準です。
12:若い移住者がいて文化・価値感がある
田舎に移住するとよそ者なのは仕方ない。
ですが、若い移住者の価値観やコミュニティが全くないと生きていくのは大変です。
世代間摩擦が起こりにくい、若い移住者がいる地域を強くおすすめします。
地方移住経験者として僕自身が感じることと、色んな人の話を聞いて考えた12カ条です。
それなりに参考になるはずですよ。
「12ケ条なんて多い!」という方には、3つだけアドバイスを送ります。
【脱東京する人への最低限のアドバイス】
①若い地方移住者の受け入れ実践がある地域を選ぼう
②地方移住前から現地の人とコンタクトを取ろう
③地域を選び直せる引っ越しをしよう(ローンを組んで家買うとかダメ)
この3つを守ればひとまず大丈夫🙆♂️#失敗しない地方移住論
— はまちゃん@島根の地方移住ブロガー (@wakuwakukeigo) June 5, 2019
以下の記事も、よければ参考にしてください。
住む場所の探し方は?住みたい田舎より暮らしやすい地域へ移住しよう!
遠隔地の住む場所の情報を手軽に収集するには、やはりインターネットです。
移住先のさまざまな情報を集める方法をご紹介しましょう。
エリアの基本情報をチェック
移住先の基本的な情報は、しっかり押えておきましょう。
交通の状況や、年間を通しての気候などを知っておくことも、住まいを探すときには大切です。
地方の自治体のホームページには、移住・定住の特設ページを設けられることも多いので、移住に役立つ情報が満載ですよ。
島根県松江市はというと、2015年3月30日に「日本一暮らしやすい街」に選ばれたり、2008年の「子育て環境」全国ランキング3位になったり、生活がしやすい地域として有名。
実際、住んでみた感覚としても生活環境に満足してますし、災害のリスクが低いことがポイントが高いですね。
情報の探し方の詳細は、以下の記事に詳しく解説しています。
地方移住者のブログが一番参考になる
僕が移住する時に知りたかったのは、移住先のリアルの情報。
しかし、県のホームページではいい情報はあっても、地域にとって不利な情報は見つかりません。
なので気になる地域があれば、ブログを検索してみましょう。
移住先が絞れていないなら、地方移住のブログでOK。
あなたが知りたい生の情報が、見つけられるはずです。
僕のブログでも、できる限り田舎のリアルを伝えることを目指しているので、色んな記事を読んで見てくださいね。
ブログを読んで、特に若い移住者だったら、気軽にコンタクトを取るのもおすすめ。
ブロガーは読者からの反応があるのが嬉しいので、返信は高確率で来ると思いますよ^^
flatoで先輩移住者に相談してみる
最後におすすめするのがflato。
flatoとは、「地方」の働き方や暮らしについて、リアルな情報を経験者から聞いたり相談できるマッチングサービスです。
今は自分が動けば、全国の先輩移住者と繋がれる時代です。
「こんなはずではなかった」と後悔しないためにも、情報は自分から積極的に取りにいきましょう。
まとめ:住む場所の決め方12ケ条を参考にしつつ、都会の若者でも田舎暮らしがしやすい移住先を探そう
いかがだったでしょうか?
住みたい田舎ベストランキングを紹介し、僕がおすすめする移住先の探し方を紹介してきました。
住みたい田舎ランキングは、めちゃくちゃ参考になるので地方移住を始めるならまずは手元に置いておきたい一冊。
しかし、あくまでも人気な移住先のランキングであって、掲載されている地域があなたに合った移住先とは限りません。
他人の住みたい田舎ではなく、あなたが暮らしやすい地域にまずは移住すべきでしょう。
都会の若者が田舎暮らしがしやすい移住先の条件を再掲しておきます。
- 求人が比較的多く、仕事が見つけやすい。
- 家賃や食費などの生活費が安い。
- ネット環境に問題がない。
- 交通アクセスが充実しており、車が無くても生活に困らない。
- 医療機関が充実している。
- 教育機関が充実している。
- 現地の食事が美味しく口に合う。
- 治安が良い。
- 気候や自然環境が厳しすぎない。
- 洪水、火山、地震等の自然災害のリスクが低い。
- 周辺の自然環境が自分の嗜好や趣味にマッチしている。
- 若い移住者がいて文化・価値感がある。
上記を参考に情報収集をしていただきたいですが、まとめると
都会からの若い移住者が多い地方都市に移住しよう
というのが僕からのアドバイスです。
ブログを探したり、地方創生プロジェクトに登録して、ぜひあなたに合った移住先の情報を集めてください。
楽しい田舎暮らしをスタートできることを祈っています。
はまちゃんの一言
はまちゃん
面白いと思った人はシェアよろしく!(できればツイッターで)
移住のことや島根のことを知りたければ、気軽にご連絡くださいね→(@wakuwakukeigo)
んじゃ、今日はこれでおしまいっ!
ほな、バイバーイ!
▼田舎暮らしをしたいと思ったら都会にいるうちから動こう
コメントをどうぞ