こんにちは!都会から田舎に地方移住したはまちゃん(@wakuwakukeigo)です。
- 都会の慌ただしい生活に疲れた
- 田舎暮らしに憧れを持っている
- ものすごく好きな野菜があってそれを自分で作りたい
理由は人それぞれだとは思いますが、脱サラしてゼロから農業を始めたい人が増えています。
しかし、農業未経験の方なら共通して『どうやったら農家になれるの?』という疑問をお持ちではないでしょうか。
- 農家になる方法どうすればいいのか?
- 農地を借りるための条件ってなんだろう?
- 資格は必要?どうやって取得したらいいの?
などなど悩みはつきませんね。
でも、ご安心を!
あなたに代わり、30代で脱サラし未経験で農家になった元都会女子に転職方法をインタビューしてきました。
なんでも、ノーリスクに近い農業転職方法でゼロから農業を始めるにはピッタリとか!
さきっぺ、よろしくなぁ〜!
任しときー∠(・`_´・ )
始める前にやっておけばよかったな、と後悔していることも含めて、より現実的な未経験からの農業に関する情報を教えたげる!
タップできる目次
未経験で農家になるには農業資格は必要ない!条件を満たせば農地も取得できる!ただし…
そもそもやねんけど、未経験で農家ってなれんの?
さきっぺの実家が農家とか?
私は一般家庭育ちの普通の30代。
農業を始めるのに資格は必要ないので、未経験でも農家にはなれるんだなコレが!
農家になるには、資格は必要ありません。
ただし、有機野菜・無農薬などと明記するには有機JAS認定が必要だったり、販路を作るために土地の組合に入ったりは必要。
扱う農作物によっては、農業機器を運転するために特殊車両の免許が必要だったりしますね。
また、元サラリーマンであっても農地を取得できます。
ただし、農業者として認められるためには、農地法第3条の許可が必要です。
共通する農地取得のための条件は以下。
- 農地全てについて耕作の事業をすること。
- 農地で農業経営に必要な農作業を常時従事すること。
- 取得後の農地が市町の定める面積(原則50アール、北海道は2ヘクタール)以上であること。
- 経営状況や住居からの距離等を考慮し、効率的に農地を利用できると認められること。
その他、地域ごとに定められた条件がある場合もあります。
農地だけでなく、農業技術の習得などの問題もあるので、市町村の農業委員会に相談するようにしましょう。
農業って始めるのは簡単にできそうだな!
始めるのはね! 始めた後が大変なのよ……
脱サラして農家になる以上に、農家であり続けることが難しい業界です。
家庭菜園気分ではなく、経営者として商売の意識を持つことが求められます。
農作物を作ったら終わり!…ではないので、そこは注意しておきましょう。
脱サラして未経験で農家になるには?ゼロから始める農業転職4選
ひとくちに「未経験で農家になる」といっても始め方はさまざま。
ゼロから始める農業転職には、以下の4つの方法があります。
- 誰の力も借りずに一人で(または自分の家族だけで)始める
- Uターンなど、知り合いのつてを利用する
- 行政機関の補助や技術支援センターを利用する
- 農業系企業に就職する
それぞれのゼロから始める農業について、メリットやデメリットも含めて紹介するからついといでや!
農業の始め方:①完全に一人で始める
スーパーハード!
未経験からなら悪いことは言わないからやめとけ。
メリット
- 誰の指示を受けることもなく、自由に農業ができる。
デメリット
- 何の支援もない。
見ての通り、上級者向けの始め方です。
会社の歯車としてはたらくことに嫌気がさした、上司の言いなりになる人生なんてまっぴらだ、という気持ちで脱サラを考えているのであれば、一度自由になるのもよいかもしれません。
中には林を伐採して農地をつくるところから始めた、なんていう猛者もいますので、開拓者精神のある方であれば、この方法がオススメといえます。
農業の始め方:②Uターンなど、知り合いのつてを利用する
イージー!
人間関係さえ問題なければ安定する。
メリット
- 農地を譲り受けたり、人脈を活用できるなど、知り合いだからこその特典がある。
- 安定して農業を始められる。
デメリット
- 協力者と意見がぶつかる可能性がある。
実家が農家だったり、知り合いがいたりする人にしか使えない特別な方法ですが、この方法で農業を始めている人もいます。
途中で仲たがいをしてしまわない限り、一番安定している方法といえます。
現在知り合いの中に農家さんがいないにしても、意外に、知り合いの家族が農家、知り合いの親戚が農家、ということはあり得ます。
実際にその人に弟子入りさせていただくかどうかは別として、農業を行う上で人脈はあるに越したことはありません。
農家の知り合いを増やす努力をすることをオススメします。
農業の始め方:③行政機関の補助や農業技術指導施設を利用する
ノーマル!
どういう農業をしたいか理想があれば、制度をうまく活用すべし。
メリット
- 補助金を利用して初期費用を抑えられる。
- 技術指導など保証があつい。
デメリット
- 行政機関特有の制約がある。
- 返還義務のある補助金は農業を辞める場合は返さなければならない。
農業従事者の高齢化が問題になり始めてから久しく、特に若手の農業従事者を育成することに対して、日本全体として取り組まれている(=お金が使われている)のです。
そのため、各種補助金制度や技術指導をしてくれる施設が多数存在します。
新しく就農する人の収入が安定するまでサポートする農林水産省が監督する助成金。
①準備型(就農までの研修サポート)、②経営開始型(就農してから年収250万円を確保まで)の2種類がある。
日本政策金融公庫が実施する最長12年の無利子ローン。
補助金であれば制約があったり、施設に通うのがたいへんだったりもしますが、こうしたものを利用すれば、金銭的にも技術的にもある程度支援を受けることができます。
農業の始め方:④農業系企業に就職する
スーパーイージー!
一般転職と変わらない。転職先の見極めが大事
メリット
- 安定した収入
デメリット
- 脱サラまで時間がかかる。
メリットはなにより、安定した収入です。
農業系の企業を探すための転職サイトも現在ではありますし、農業の担い手は常に不足していますから、積極的に採用している企業側も存在します。
また、企業であれば、設備などを整え、失敗が少ない方法を取っていますので、勉強できることも非常に多いでしょう。
デメリットは、さらに脱サラまでに時間がかかってしますことです。
今の仕事を辞めて農業系の企業に入るわけですから、少々変わっているだけで、転職活動には変わりありません。
絶対に組織には属したくない、という人でなければ、まずは転職してから必要な情報を収集しつつ、虎視眈々と独立を狙うという方法もありだと言えます。
未経験から農家になる方法はいっぱいあるんやなぁ。
そろそろ、さきっぺが農業を始めた転職方法を教えてや!
私はね・・・
結論:未経験で農家になるには地域おこし協力隊で農業転職を始めよう
私が未経験で農家になるためのスタート地点として選んだのは、「地域おこし協力隊」の隊員として働くことなのよ( ˘ω˘ )
農業初心者の都会女子にはその手があったか!
ノーマル!
3年間じっくりと時間をかけて、稼ぎを心配することなく取り組めるので一番オススメ!
この方法は、上記に紹介した「③行政機関の補助や農業技術指導施設を利用する」という農業の始め方の中に含まれます。
いくら未経験で農家になれるとはいえ、アルバイト感覚で農業を始められるほど簡単なものではありません。
商売の経験が必要ですし、農作物を育てる知識も必須。
それに、脱サラをして田舎の環境に慣れる必要もあります。
しかし、地域おこし協力隊の制度を活用して農業を始めるとこれらのリスクが低くなります。
地域おこし協力隊として、農業を始めることのメリット・デメリットをご紹介しましょう。
地域おこし協力隊としてゼロから農業を始めるメリット
メリットについて簡単にまとめると、以下の通りです。
- 役所の職員扱いになれば、毎月決まった給料がもらえる(野菜の不作などに左右されない)
- 土地、農業用の機械を借りやすい
- 技術を教えてくれる人を紹介してもらいやすい
何かの組織に属することが嫌ではなく、初期投資金額を抑えたい人にオススメの方法といえます。
預金も少なく知り合いもいなかった私は、この制度に飛びついたってわけ。
数年間、農家になるための準備期間を過ごすと考えれば、金銭面と技術面において、これだけのメリットを享受できるのは、とてもありがたいことですね。
地域おこし協力隊としてゼロから農業を始めるデメリット
デメリットについても、まとめました。
- 最長でも数年しか雇用されない
- 役所の職員になるか、雇用関係なしになる
- 過疎地域に住むことになる
雇用関係なしで地域おこし協力隊としてはたらく制度もありますが、雇用関係があるにしてもないにしても、組織に属している状態になります。
そのため、属する自治体の都合に合わせて行動しなければなりませんし、定期的な報告はもちろん、ときには農業に関係のない仕事をすることも求められます。
地域おこしが必要なレベルの過疎地に住むことになるので、そこは覚悟が必要!
特に都会生活に慣れている方がいきなり脱サラしても、そもそも住むのが難しいかも? ということは意識しておいといてね。
未経験で農家転職する前に!農業初心者はレンタル畑を借りて野菜づくりから始めよう
ここまで、農業の始め方を紹介してきましたが、農業体験から始めてみるのもオススメです。
初めてのことを始めるときは、何よりも小さく始めることが大切。
例えば、レンタル畑を借りて菜園アドバイザーが教えてくれる【シェア畑】というサービスもあるぐらいです。
農業初心者は、
- 作物の育て方は勉強中
- 農業道具の揃え方がわからない
- 忙しくて毎日手入れは無理
という人もいますよね。
そんなあなたは、週末だけアドバイザーのサポート受けながら農業を始めれたら安心ではないですか?
週1回からOKで、必要な道具や設備も揃っているため手ぶらで通うことができます。
15,000人もシェア畑で野菜づくりを始めています。
見学は無料なので、一度サイトを覗いてみてくださいね^^
まとめ:未経験で農家になるには自分に合った転職方法で農業を始めることが大事
未経験で農家になるには、いろいろな方法があることをご紹介しました。
- 一人なのか家族がいるのか
- 預金はどの程度か
- どんな作物をつくりたいのか
- 自分がどうなりたいのか etc
あらゆる要素について考えて、自分に合った方法を探し出すことが必要になります。
脱サラをして農業を始めて失敗したり後悔する人も多いので、冷静にどの手段を取るべきか考えましょう。
とはいえ、未経験で農家になるには地域おこし協力隊はおすすめな方法です。
脱サラして農業で独立・起業するというのは、やはりハードルが高く農業初心者には向きません。
できる限りリスクを抑えることを考えれば、地域おこし協力隊の選択はベストではないでしょうか?
地域おこし協力隊の知識やなり方は、以下の記事をご覧ください。
さきっぺ、色々教えてくれてありがとう!
勉強になったわ〜
最後になったけど、これがなければ未経験に限らず農家になれないものがあるのよ( ー`дー´)キリッ
それって一体・・・!?
それは、体力!
調べ物も大切ですが、健康第一で農家になるための体づくりもしていきましょう!!
>>(次の記事)脱サラして農業をスタートした初心者。後悔しがちなポイントとは?
\未経験で農業を始めるなら/
農家・牧場でリゾートバイト
スキー場や旅館のイメージが強いリゾートバイトですが、農業体験の仕事もあります。
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まさにファームステイ!修行期間として応募してみましょう。
脱サラ農家の前に週末農家になろう
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