こんにちは!島根県松江市の地域おこし協力隊に応募したはまちゃん(@wakuwakukeigo)です。
地域おこし協力隊員が三重県南伊勢町に310万円の損害賠償を要求するという衝撃の訴訟がありました。
地域おこし協力隊も様々な問題やトラブルがあるようで、闇が見え隠れしますね。
最近の就活生は、ブラック企業に入社しないように避けることを第一にしていますよね。
同じように、地域おこし協力隊を目指すあなたも、ブラック自治体は全力で回避してください。
ブラック自治体の地域を選んでしまうと、あなたの3年間が無駄になりますよ?
はっきり言って、ブラック自治体はやばいです。
ブラック企業以上にブラック自治体は人を使い捨てる傾向が強く、悲惨な状況です。
問題だらけのやばいブラック自治体を、見極めるのは大変難しい。
しかし、何らかの方法で見分けなければ、痛い目をあうのは自分。
「どうにかしてやばいブラック自治体を見分けられないものか…」と考えるあなたに、この記事は役立てるはずです。
ブラック自治体を回避するための方法として「地域の選び方20のポイント」を紹介していきます。
最後まで読めば、やばいブラック自体隊を見分ける方法がわかるはず!
ご紹介するポイントを抑えれば、高確率で悲惨な地域おこし協力隊になることはないでしょう。
地域選びを間違えないために、応募中にブラック自治体を見抜きましょう。
ひどい環境で無理に働く必要なんかない!
タップできる目次
闇すぎる?! 地域おこし協力隊を使い捨てにするブラック自治体
「ブラック自治体とは何か?」
「やばいやばい」と言いながらも、定義を決めないことにはどんな自治体を回避すべきかわかりません。
なので、この記事ではブラック自治体を次のように定義します。
ブラック自治体とは
地域おこし協力隊をボランティアスタッフのように扱い、任期が終われば使い捨てにするひどい自治体。
地域おこし協力隊は、費用を国が負担してくれるためお金がない自治体にとっては大変ありがたい制度です。
しかし、タダの労働力と考え、任期中だけ使い倒そうと考える自治体も残念ながらあります。
ひどいですよね。
地域おこし協力隊の闇も深く、
- 奴隷のように働かされて最後は使い捨てにされる
- 立ち上げた事業を自治体に奪われる
- 労働力確保のためだけに募集する
- 常によそ者扱いされる
- 町外に出るために申請を出さなければいけない
- 突然クビにされる
といったやばい話をよく聞きます。
地域おこし協力隊の闇報道は、個人的には脚色し過ぎと思っていますが、現実にある話でしょうね。
心を病んで鬱になった人も多数いるとか。
まるで地獄のようで、ひどい話ですね。
全国に悲惨な職場環境で活動している協力隊がたくさんいることを考えると、胸が痛みます・・・
地域おこし協力隊に就任してしまったとしても、心を病む前に辞退する決断をすることも大事ですよ。
地域おこし協力隊を使い捨てにするひどいブラック自治体を避ける方法【特徴も】
ブラック自治体を見分けることに全力なので、それぞれの場面毎にチェックポイントを紹介します。
チェックポイントに該当するほど、やばい自治体の可能性が高いです。
選考途中で「これはブラック自治体か?」と思えば、他の仕事を探した方がいいかもしれません。
あくまで応募する自治体を選ぶ参考にしてください。
ひどい自治体を選ばないコツを現役地域おこし協力隊が発信しているブログが参考になるので、合わせて確認してみてください。
参考 【ひどいは本当?】40代の現役地域おこし協力隊が失敗しない募集の選び方を解説
インターネットで情報収集するときの3つのチェックポイント
1)ネット上に悪い評判(口コミ)がある
これは誰しもが最初にやることですよね(笑)
でもやっぱりこれは大切です。
現役の地域おこし協力隊員や卒業した隊員、応募をした人といった様々な方が、気軽に情報発信できる時代です。
使い捨てにされた自治体のひどい現状や悪評を注意喚起している人も多くいます。
実際に勤めた人の辞めた経験談やトラブル情報は何よりも参考になります。
ちなみに、僕も島根県松江市に応募したので、よければ体験談を読んでみてくださいね。
2)これまでの採用実績がなく一人のみの採用である
単純に自治体が地域おこし協力隊をどう扱っていいかわからない可能性があります。
その状態で一人だけ採用したらどうなるか?
自治体の雑用係になるのが容易に想像できますね。
3)ホームページ(ブログ)が古く、こまめに更新されていない
地域おこし協力隊の大切な仕事の1つに、地域の魅力を情報発信することがあります。
そのメインの業務を行えていないということは、残念ながら時代遅れと言わざるを得ません。
もしくは、それができないほど忙しいのか!?
説明会に参加するときの3つのチェックポイント
4)副業・兼業が禁止である
地域おこし協力隊の任期は最大3年間と決まっています。
なので入隊後に考えておくべきは、3年後のキャリア。
しかし、副業・兼業ができずに3年後に地域で無職になるのは悲惨です。
任期後の準備がしやすい、副業・兼業可の地域の方が無難でしょう。
副業ができる自治体&地域の選び方は、以下の記事を参考にしてください。
5)仕事範囲が広すぎ、または抽象的である
自治体が、地域おこし協力隊の制度を使うことだけを考えた見切り発車状態です。
あなたを待ち受けるのは、悲惨な労働環境と低賃金。
3年間を無駄にするのはやばいですよね。
とりあえず制度を使おうとしている自治体は、失敗に終わるでしょう。
6)家賃補助の上限が低く、交通費がもらえない
基本的に地域おこし協力隊の条件は、どこの地域も似たものです。
しかし、福利厚生面は地域によって差があります。
こんなはずではとなってからでは遅いですよ?
僕は給料や待遇面について質問しまくりました。
面接を受けるときの6つのチェックポイント
7)面接する自治体職員の態度が悪く圧迫面接である
地域おこし協力隊の面接は、だいたい1回です。
採用のミスマッチを防ぐためにも、しっかりコミュニケーションを取る必要があります。
にも関わらず、高圧的な態度なのは論外。
入隊してからひどい扱いを受けることが目に浮かびます。
8)現役の地域おこし協力隊員と会えない
地域おこし協力隊は他の隊員と協力することが不可欠です。
でも、会えなかったらどんな人がいるかわからないですよね?
一人で活動する地域は避けた方が無難です。
ただし、応募者の方から「会わせてください」と、声に出すことも大切ですよ。
9)公務員の面接評価シートを使っている
一問一答スタイルで、淡々と面接を進める自治体があります。
地域おこし協力隊の応募者は、一人ひとり全く背景が違うので、一緒の面接内容になるはずがないんです。
地域おこし協力隊を公務員の臨時職員のように考えている自治体はブラックかもしれません。
僕の面接はこんな感じでした。
10)地域を案内する機会がない
地域おこし協力隊が普通の転職活動と違うのは、移住をして定住することが前提ということです。
Iターン者にとっては、第二の故郷になるかもしれない地域を案内しないのは、移住する応募者の不安への配慮が足りていません。
「そんな閉鎖的な地域だから、定住せずに人口減少しているのでは?」とさえ思います。
11)他の自治体や企業の選考状況を異常に気にする
移住先の仕事探しは、当然複数の選考を受けることになるでしょう。
併願で受けるのは普通なのに、それを嫌う自治体は自己中心的な自治体です。
その自治体の採用人数目標を達成したらそれでいいという考え方では、地方創生なんてうまくいかないのでは?
地方(県)に移住してくれることを素直に喜び、応援してくれる自治体を選びましょう。
12)地域に対するビジョンがない
手段と目的を履き違えている自治体です。
何も目指すものがないのに、とりあえず協力隊を募集しようと考える地域ってヤバくないですか?
地域をもっとこうしたい(目的)、だから地域おこし協力隊にこんな活動してもらおう(手段)という流れが自然です。
地域のビジョンがない自治体は、地域の負担なく労働力が確保できるという点しか見ていません。
そもそも問題だらけの地域ということが予想されます。
そんな地域をよくするためにも、地域おこし協力隊が地域に入る意義があるんですけどね。
過酷で放置プレイな労働環境になるかもしれませんが、挑戦する価値はあるかもしれません。
地域・職場環境を見るときの3つのチェックポイント
13)自治体が用意する住居が汚い
住める状態でない家を提供する自治体は、移住する応募者をナメています。
リフォームしなければ住めないレベルの家を提供するのは、自治体が地域おこし協力隊を軽視している気持ちの表れでしょう。
定住しない理由を自ら作っていますよね。
引越しができればいいですが、それができない自治体もあるとか。
酷すぎます。
14)これまでの活動内容の成果がない
これまでの活動内容の成果が全くない場合、ボランティアスタッフ扱いされているかもしれません。
必ずしも自治体が悪いとは限らず、地域おこし協力隊や地域独特の問題がある可能性もあります。
原因がなんにせよ、どんな活動をしているのか説明できない自治体にあなたの求める仕事はない。
中には、地域をよくしていきたいけど、何をどうしたらいいかわからずに具体的な行動に繋がっていないだけの熱い思いがある自治体もあります。
思いがある人とする仕事は本当に楽しいですし、本気になる価値があります。
成果がなくてもポテンシャルがある自治体となら、地域おこし協力隊になってOK!
15)任期後の定住率が極端に低い
地域おこし協力隊は、都会の人を地方に定住することを促進させる制度です。
その指標を測るのが隊員の定住率です。
定住率が極端に低い場合、その地域を選ぶのは危険です。
- 便利屋扱いされて使い捨てにされて、前任の協力隊が任期途中で逃げた
- 移住・定住の意思がないことを理由に、地域おこし協力隊をクビにされた
- ただただ、その地域で住み続けることはハードルが高い
一般的に、人が定住しない地域は何かしらの問題を抱えている可能性が高いです。
以下の記事にもあるように、自治体や地域住民に問題がなくとも、ど田舎で暮らすことは様々なストレスがかかります。
もちろん、良い意味で協力隊が地域を離れるということもあるので、定住しない理由を聞いてみましょう。
【地域おこし協力隊の地域選び】地域おこし協力隊に会った時の5つのチェックポイント
16)表情が暗く取り組みに対する熱意がない
地域を活性化させようとするやる気が自治体や隊員にあるのかは、見るべきポイントでしょう。
とりあえず、地域に対する想いがない人と一緒に活動しても、あまり楽しくないと思いますよ。
書類選考では熱意を確認することはできませんが、二次選考で施設ツアーがあるならその時確認しましょう。
17)他の隊員や自治体と連携がなく単独の活動である
地域おこし協力隊が失敗する一番の原因は、周囲の協力を得られず単独で活動していることだと思います。
課題がある地域に放り出されて一人で頑張れって?
無理やわ!
ただし、起業型の地域おこし協力隊なら、個人事業主としての意識を持って隊員自身が頑張る必要はあります。
18)長時間労働で休日にも無給で活動している
好きなことだけするということは難しいので、ある程度は休日の活動や夜遅くまでの活動は仕方がないでしょう。
でも、そのひどい状態が毎日だったらブラック企業と変わらないのでは。
奴隷根性は捨てましょう。
19)地域おこし協力隊に裁量権がほとんどない
自分でやりたいことができず、ただ自治体から言われたことしかやってはいけない。
あなたはそれで満足ですか?
やりたいことがあるのなら、裁量権が比較的自由にある自治体を選ぼう。
20)任期終了後に自分の事業を自治体に奪われている
地域おこし協力隊では、起業をすると100万円の助成金が出ます。
任期終了後に向けて、自分の事業を育てたいという思いがある方もいるでしょう。
しかし、ブラック自治体はあなたのビジネスアイデアも会社さえも根こそぎ奪います。
起業に対する自治体の考え方は、知っておく必要があるかもしれません。
結論:人を使い捨てにするひどいブラック自治体なら地域おこし協力隊は辞退しろ!他にも仕事はある
いかがだったでしょうか。
悲しいかな、これがブラック自治体を選んだ地域おこし協力隊の悲惨な実態。
そうして、人生の貴重な3年間を無駄に過ごし、3年間のブランクを持って都会に帰り、厳しい再就職活動をすることになるのです。
そうならないよう、本記事の内容を参考にブラック自治体を回避するようにしてください。
今回のブラック自治体の見分け方は、あくまでも一例です。
注意すべきことは、実はまだまだあります。
あなたが地域おこし協力隊の選考途中で、「ブラック自治体かも?」と思ったら、迷わず逃げてください!
地域おこし協力隊以外にも目を向けて、慎重に地域選び・仕事選びをするようにしましょう。
地域おこし協力隊として活動する中で闇が見えてくることもあります。
3年間働き続けなければいけないわけではないので、闇を感じたら転職するのも一つの手段です。
とはいえ、やってみるとわかりますが、田舎の仕事を個人で探すのは大変なんですよ。
僕もかなり苦労しました。
ただでさえ遠方のため、気軽に地域に行けませんし求人情報も見つけづらく、その上優良求人を見抜くのはほぼ不可能です。
なので、転職エージェントを利用して、時間がないあなたの代わりにコンサルタントに働いてもらうようにするといいですよ。
僕が実際に利用して使いやすかった転職エージェントや転職サービスを紹介します。
おすすめ転職エージェントは「マイナビエージェント」
数ある転職エージェントの中で、なぜオススメマイナビエージェントをオススメするのか?
僕が実際に利用したという理由もありますが、それだけではありません。
一番の理由は、Uターン・Iターン転職の個別転職相談会を頻繁に行っているからです。
移住の相談は、Uターン・Iターンに強いエージェントに相談すると効率的に情報が集まります。
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もしかしたら、地域おこし協力隊よりもっと良い仕事があるかもしれませんよ?
はまちゃんの一言
はまちゃん
「ブラック自治体ダメ絶対!」と思った人はシェアよろしく!(できればツイッターで)
んじゃ、今日はこれでおしまいっ!
ほな、バイバーイ!
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