こんにちは!島根の地方創生に関わりたいはまちゃん(@wakuwakukeigo)です。
彼女がいる島根への移住を決心し、無職になった僕。
地方創生に関わりたいと思って松江市地域おこし協力隊に応募しました。
今回は二次選考「施設ツアー編」です。
多くの地域おこし協力隊の選考では、一次選考を突破するとその地域に呼ばれて二次選考になります。
地域おこし協力隊を目指すあなたも、二次選考がどんな内容なのか不安がありませんか?
自分の何を見られているか、気になっていませんか?
僕も、まさに同じです。
特に、周りに地域おこし協力隊の方がいないと、体験談や情報なども聞けないので、余計にモヤモヤすると思います。
でも安心してください。
そんな僕の不安は、見事に裏切られました。
二次選考は超絶楽しかった!
無料の観光ツアーみたいでした(笑)
今回は、地域おこし協力隊の二次選考(施設ツアー)の体験談から、応募者の特徴・ツアー中に確認すべきことまで、できるだけ丁寧にまとめてみました。
タップできる目次
二次選考の概要
日程表
これ選考だよな・・・?
婿太郎
はまちゃん
ずっとやってみたかった堀川遊覧船に乗れたことに感動!
「松江市内散策」「玉造温泉散策」「安部榮四郎記念館」「おちらと村」については、それぞれワークシートを記入・提出がありました。
参加費用
無料です!
ちなみに、交通費や宿泊代も松江市の負担です。
ただし、食事代として3000円は必要でした。(接待交際費には厳しいらしいです)
施設ツアーの参加者
- 候補者 5名
- 松江市職員 5名
- 地域おこし協力隊 8名
- その他協力企業 3名
この人数でマイクロバスを借りて回ったので、ツアーの旅行感がさらに増しました(笑)
募集人数が3名だったことを考えると、候補者は少なかった印象です。
先輩隊員の方に伺うと、例年10名程度だったようですので、今年は採用に苦戦されたようですね。
応募者の特徴
参加場所・出身地
- 東京 3名
- 兵庫 1名
- 愛知 1名
そのうち、松江市出身の方は意外にも1名だけでした。
はまちゃん
「あんなにイベントしたのに関西は1人か」と、職員さんがぼやいていました( ̄∇ ̄)
それぞれの志望動機
2日間も一緒にいると、応募者同士も仲良くなって、色々話しました。
志望動機も色々でおもしろかったです。
- 婿養子として島根に移住することになったから。
- 松江にいつかは帰ってきたいと思ってから。
- 奥さんの実家の近くで働く候補地だったから。
- 松江が好きで移住したかったから。
- ドローンで起業するのに適した地だと思ったから。
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施設ツアー
二次選考の様子
こんな選考ある!?ってぐらい楽しかったです!
特に面白かったのが、各観光地を移動する度に応募者と職員のペアがコロコロ変わる制度。
はまちゃん
「婚活パーティーの回転寿司やん!」と心の中でツッコんでましたww
ちなみに、二次選考の1日目の夜はごっつおラーメンを食べました!
飲んだ〆にぴったりですよ!
僕が感じた職員・隊員の狙いとは
松江を好きになってほしい
以前の記事でも書きましたが、彼らの望みは松江に定住してもらうことです。
だからこそ、ありのままの松江を知ってもらいたいという理由から施設ツアーという形をとっているのだとツアー中感じました。
ツアー中も添乗員のように様々な歴史や、素晴らしい点を伺えたのは貴重な経験でした。
事業に従事できそうか見極めたい
日程表を見てわかるように、松江を好きになってもらうための訪問先以上に、現在の隊員が関わっている事業を見学することが多かったです。
松江では、それぞれの隊員が自分の取り組みたいテーマを決め、チームで協力して地方創生に関わっていらっしゃいます。
当然、新隊員も自分のやりたいことを行えますが、地域おこし協力隊は最大3年間の任期のため、先輩隊員が行った事業を継続させることが不可欠なのです。
自分が取り組む事業をたくさんプレゼンしてくださった姿からもそれが伺えました。
課題解決のアイデアを募りたい
施設ツアーは、散々「旅行や!旅行や!」と言っていますが、あくまでも二次選考です。
訪問して「楽しかった〜」だけでは終わらず、課題・提案シートの提出が求められます。
現状、隊員の方は様々な事業に取り組んでおられますが、収益性という点で見ればまだまだです。
「事業として成り立たせるためにどうすればいいのか?」
もしあなたが地域おこし協力隊になれば、このことを地域から求められます。
はまちゃん
とはいえ、「感想でも何でもいいんで書いてくださいね〜」という軽い感じだったので、そこは真剣に求めてもいいのでは?と思ったけどね!
確か、2日目に課題・提案シートを書く時間があるけど、10分ぐらいだったんだよね?
婿太郎
はまちゃん
そうそう。僕は1日目分はホテルで書いてたけど、この時初めて書く応募者の人もいたんだよね。なので、十分なアイデアも集まらなかったと思う。
それはもったいないね・・・
婿太郎
求職者が施設ツアー中に確認すべきこと
先輩隊員・松江市職員の熱意
地域おこし協力隊は様々な方との協力が不可欠です。
地域の生産者の方々はもちろんですが、「一緒に働く先輩隊員・松江市職員の熱意」はしっかり見た方がいいですね。
地域のリアルな課題
今後あなたが関わるフィールドは、まぎれもないその地域です。
松江市はミッション型ではなくフリーミッション型です。
地域おこし協力隊は、大きく分けて2種類あります。
ミッション型
→市が定めた課題やビジョンに合わせた人材を集め、それに取り組む隊員。
フリーミッション型
→自分で地域の課題やテーマを自由に見つけ、それに取り組む隊員。
どんな地域起こし協力隊の型であっても、事業は自分1人ではできません。「自分のやりたいこと」=「地域の求めること」が合致しないといけません。
だからこそ、施設ツアーでは「自分がこれをするならどうするか?」と考え、気になることは質問して情報収集することをオススメします。
フリーミッション型はなおさら、地域の課題にアンテナを張っておく必要があるでしょう。
職員や現隊員の方と一緒だからこそ、「このままでは消滅危惧集落になる」など、普通は話してくれないリアルな課題も、包み隠さず教えてくれます。
この機会を生かすも殺すもあなた次第。
募集要項だけではわからない給与・待遇面
これが個人的に一番大事。
地域おこし協力隊になることは、自分の人生にとって大きな決断です。
就職してから「知らなかった!」とならないように、遠慮せず質問しまくりましょう。
「給料のこととか聞きづらい・・・」というあなた!
安心してください、図々しく僕が質問しまくりました。
まとめ
施設ツアーを通じて松江の観光スポットに行けたことはもちろん、松江市職員・地域おこし協力隊・応募者との親睦を深められたり、松江市が直面している課題を知ることができ、非常に良い機会でした。
どの選考でも施設ツアーがあるかはわかりませんが、地域おこし協力隊の選考で訪問するなら、二次選考成功の十ヶ条を覚えて置いてください!
二次選考成功の十ヶ条
- ち 地域の課題を知れ!それが次のあなたのフィールドだ!
- ほ 他の応募者はあなたの同志!互いの情報は交換すべし!
- う 嘘はいけない!面接では正直に話そう!
- そ その事業引き継ぎたい?やりたいことを整理しよう!
- う 受かりたいなら、準備はしっかりと!
- せ 生活者の目を持て!その地で定住できそうか見よう!
- い 一緒に働ける?市職員・隊員の情熱を知れ!
- し 収益性を見よ!事業は楽しいだけではいけない!
- た 待遇面のチェック・質問は忘れずに!
- い 良い所をたくさん見つけて、その地域を好きになれ!
「地方創生したい」と覚えてね!
はまちゃんの一言
はまちゃん
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んじゃ、今日はこれでおしまいっ!
ほな、バイバーイ!
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