地方創生
なんだかかっこいいし、社会的に意義が高そうな言葉だけど、意味を改めて問われると答えにくいですよね。
特に、地域活性化との違いを聞かれたらお手上げです。
「地方を創生することや。要は田舎を盛り上げることや」と、答えてる人もいるんとちゃいますか?
・・・僕です笑
でもそれも仕方がありません。
意外かもしれませんが、地方創生の意味ってちゃんと定義化されてないですからね。
にも拘わらず、流行語か?と言いたくなるほど、国の政策やニュースで聞く不思議な言葉。
地方創生は、日本が直面している課題の中でも最重要なことなので、意味や目的は知っておくべきでしょう。
田舎で地方創生を仕事にしている僕(@wakuwakukeigo)が、誰でもわかるレベルでわかりやすくまとめました。
3分だけお付き合いください。
タップできる目次
地方創生と地域活性化の意味の違いとは?
地方創生とは何か|人口減少という課題に対する政策
最初に言っておくと、地方創生とは国が取り組む政策です。
叫ばれ始めたのは、2014年9月3日の第2次安倍改造内閣発足時の総理大臣記者会見ですね。
当時はローカル・アベノミクスとも呼ばれていました。
日本が目指している地方創生の方向性はこんな感じ。
人口急減・超高齢化という我が国が直面する大きな課題に対し、政府一体となって取り組み、各地域がそれぞれの特徴を活かした自律的で持続的な社会を創生することを目指します。
引用 首相官邸
まち・ひと・しごと創生法の目的(第1条)では、こう示されています。
少子高齢化の進展に的確に対応し、人口の減少に歯止めをかけるとともに、東京圏への人口の過度の集中を是正し、それぞれの地域で住みよい環境を確保して、将来にわたって活力ある日本社会を維持していくために、まち・ひと・しごと創生に関する施策を総合的かつ計画的に実施する。
引用 まち・ひと・しごと創生法
・まち…国民一人一人が夢や希望を持ち、潤いのある豊かな生活を安心して営める地域社会の形成
・ひと…地域社会を担う個性豊かで多様な人材の確保
・しごと…地域における魅力ある多様な就業の機会の創出
ふむ。
もっとわかりやすく簡単に、僕の解釈で地方創生を説明しますね。
地方創生とは、「東京圏の人口集中に歯止めをかけ、地方人口を増やすことで地方経済を活性化を目指す政策」のこと。
東京に人が集まり過ぎやし、地方に人口ばらけさせようってことね。
地方創生の目的
創生(初めて生み出すこと)という言葉を使ってるから、地方創生の意味を田舎で何かを企画して盛り上げることと考える人も多いでしょう。
もちろん、地方経済の活性化も目的の一つです。
しかし、地方創生は東京一極集中と地方(日本)の人口減少の課題から始まってます。
なので、都市から田舎への人口分散が地方創生の最重要目的でしょう。
東京に人口が集中すると、何がヤバいのかは後で話すね。
地方創生の4つの基本目標
意味はあいまいだった地方創生ですが、4つの基本目標があるって知ってましたか?
- 地方における安定した雇用を創出する
- 地方への新しいひとの流れをつくる
- 若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる
- 時代に合った地域をつくり、安心なくらしを守るとともに、地域と地域を連携する
活力ある日本社会を維持するため、これら4つの目標に向けた政策を進めています。
地域活性化とは何か|ただの言葉
地域活性化は、政策とか関係なく「地域を活性化させること」という意味の言葉です。
僕は、都市圏以外を地方・市町村レベルを地域と読んでいます。
地域活性化 ≒ 地域創生ですね。
地方創生という大きなくくりからいうと地域活性化は結果論。
地方創生(田舎に人口が増やすための努力)の中で、結果的に地域が活性化するというイメージです。
活性化という言葉もあいまいですが、一般的に人口増加や税収が上がるといった数字で出せるものを指します。
最近は、地域住民の交流機会の創出や古き良き文化の継承といったソフト面も、地域活性化の一環です。
なぜ地方創生や地域活性化が重要視されるのか【3つの理由と課題】
一言で言えば、「東京圏の一極集中是正して日本経済を発展させるため」ですが、東京に人口集中して何がまずいのかわからないですよね?
理由は大きく3つ。
- 人口減少・少子高齢化対策のため
- 災害時のリスク対策のため
- 地方経済の活性化のため
順番に解説していきます。
①人口減少・少子化対策のため
現状のまま東京一極集中が進めば、間違いなく日本の人口は減少します。
つまり、日本経済の衰退を意味します。
人口が伸びれば経済も伸びる。
これは経済の大原則であり歴史が証明している。
引用 インベスターZ(6)
まず、知っておくべきこととして首都圏も緩やかに人口は減少しているという事実。
人口が増えている地区も限られた地域に集中しているだけで、特に山間部は首都圏でありながら人口が減り続けています。
東京は未婚率も高く、合計特殊出生率(一人の女性が一生涯に産む子供の平均)は1.24。
さらに、東京は通勤・通学がしやすく土地代が安価な地域に人口が集中しており、居住環境・生活水準が悪化しています。
そんな都市圏に人が増え続けたらどうなる・・・?
東京の人口増加→保育園の待機児童問題悪化→子どもを産まない→人口減少加速→ジ・エンド。
バカでも予想がつきますよね。
そのため地方は人材、とりわけ『よそ者・若者・ばか者』を求めています
②災害時のリスク対策のため
日本は中央集権型の国づくりをしています。
立法・行政・司法など、国の重要な機関は東京に集中してますもんね。
裏を返せば、災害やテロなどで東京経済がストップしたら日本は終わりってこと。
「関東直下型地震は今後30年以内に70%の確率で起こる」とも言われてますし、冗談抜きでやばいです。
これまで稼ぐことを優先し、東京に集中投資をしてきたツケが回ってきました。
③地方経済の活性化のため
896
この数字が何を意味しているかわかりますか?
実は、2040年に消滅する可能性のある市町村の数なんです。
日本創生会議の人口減少問題検討分科会が発表した通称「増田レポート」で、この試算結果が発表されました。
人口減少が拡大し、特に田舎ではたくさんの課題が生まれています。
- 生活関連サービス(小売・飲食・娯楽・医療介護など)の縮小
- 自治体の税収減
- 地域公共交通機関の撤退・縮小
- 空き家、工場跡地、農耕放棄地の増加
- 地域コミュニティ機能低下
- 文化・地場産業の担い手不足
でも、それぞれの問題というより、自治体消滅という課題に直面しています。
人口減少は待ったなし。
人口減少社会に対して、どこか他人事の方も多いですが、マジで関心を寄せないと故郷がなくなりますよ?
自分ゴト化してもらいたくて、この記事を書いてますしツイッターでも発信してるんです。
自治体消滅をただ諦めるのではなく、どうすればいいかを一緒に考えましょう。
【地方創生の成功事例】局地的に成果は見えつつも全体としては失敗してるのが課題
新型交付金
・・・地方自治体それぞれの地方版総合戦略に対しての交付金。政府関係機関の地方移転
・・・首都圏への人口一極集中を是正するために、部分的に地方移転を検討。特区
・・・地域活性化を目的とした規制緩和を特定の地域に適用する。情報支援
・・・地域経済分析システム「RESAS(リーサス)」を導入し、効率的かつ効果的な施策を打つことが可能に。地域別の人口推移や観光客の流動などを可視化。人材支援
・・・市町村長の補佐役として、専門家を派遣し共に地方創生の戦略立案を行ったり、地方創生コンシェルジュという相談窓口を設置。地域再生・計画
・・・地域再生法に基づき、地方自治体の「地域再生計画」を支援する地域再生制度や21世紀型都市再生プロジェクトや土地の有効利用を、環境、防災、国際化等の観点から推進する都市再生制度など。引用元:Wikipedia
例を上げると、移住希望者がよく知る地域おこし協力隊や移住支援金といった施策もその一つ。
自治体でも、無料で住める家を整備したり、ふるさと納税もやってますよね。
地方創生の事例集なども見ると、結構面白いですよ。
基本的にお金をばらまく施策が多いです。
東京への転入者はむしろ増加中
「まち・ひと・しごと創生基本方針2018(案)について」では、
- 女性の若年(25〜44歳)の就業率が69.5%(2013)から74.3%(2017)
- 第一子出産前後の継続就業率が38.0%(2010)から53.1%(2015)
- 60時間以上働く雇用者の割合が8.8%(2013)から7.7%(2016)に減った
- 地域おこし協力隊の人数増加
などを成果として挙げています。
しかし、こんなにお金を使ってるにも関わらず、2013年から2017年で2万人も東京への転入者は年々増えているのは辛いところ。
これが、地方創生の現状です。
地方創生の成功事例
島根県海士町や徳山県神山町の取り組みが有名です。
しかし、このような人口がV字回復した成功事例なども注目されていますが、その裏には失敗している地域がゴマンとあります。
良い取り組みは真似て、地域活性化に活かしたいところですね。
▼岐阜県恵那市の事例を聞いてきました。
【地方創生の失敗事例】補助金の無駄が問題点。意味がない・必要ないという声も
僕は、地方創生の取り組みが絶対必要と考えています。
しかし、地方創生を推進し、地方に人口を分散させることでかえって地方の衰退を加速させるという意見もあります。
あなたは地方創生の必要性をどう考えますか?
アジア最大の経済都市である東京に投資を集中させるべきでは?
前述のとおり、日本は東京に機能を集中させ、集中投資をしてきたことで経済成長してきました。
そのおかげで、東京は一国に匹敵するアジア最大の経済都市に成長してきました。
出典 Invest Tokyo
そのため、人もお金も情報も技術も東京一極集中してしまうのは仕方がない。
道徳的にも東京のキャパ超えも目に見えて、地方分散させる必要が出てきました。
そこで安倍政権の肝いりの政策として、地方創生が始まったことが背景になります。
しかし、日本が世界と渡り合うには、田舎を切り捨て都市に集中した方が効率がいいのは事実。
それに、地方創生の取り組みをすることで
- 北海道夕張市
かつて炭鉱の町として栄えたがエネルギー転換で人口減少。起死回生の観光施設と不正な会計処理により財政破綻。市民税や下水道料金が上がる事態に。 - 岡山県津山市
270億円を投じた巨大商業施設が失敗し債務返済に追われることに。本来できるはずだった行政サービスが制約 - 青森県青森市
JR青森駅の一等地に商業施設「アウガ」を185億円かけて建設。コンパクトシティーの先進例だったが経営が行き詰まり閉鎖。
のように失敗事例も増えてきました。
大切なのは、これら失敗事例からどう学ぶかでしょう。
その補助金本当に必要?バラマキすぎでは?
上記のように結果だけ見たら、ただただ補助金をばらき、無駄に終わった失敗事例は枚挙にいとまがありません。
現実問題、地域おこし協力隊もそうですが、政府は東京からの転出者にお金を配ると言う金策に走っています。
極めつきは、2019年に始まった東京から地方へ移住するだけで最大300万円がもらえる移住支援制度でしょう。
地方創生事業に取り組む僕個人としては、補助金=悪とは考えていません。
しかし、依存したり補助金ありきで地域活性化に取り組むのは手段と目的がズレていると感じます。
僕も昨年、事業作りに補助金を活用し、今年はなんとか自分たちでやってます。
地方創生事業はマネタイズが難しく、補助金はスタートダッシュに効果的。
でも、依存してたらダメ🙅♂️
補助金情報を毎日確認してる人、周りにいるんだよな^^;
補助金依存の悪循環 @shoutengai|https://t.co/Ru48IoZIrm pic.twitter.com/EhoY4ZD8o8
— はまちゃん@島根No.1地方移住ブロガー (@wakuwakukeigo) September 12, 2019
地方創生は成果がでず国の負債が増えるだけという厳しい意見も忘れてはなりません。
また、移住者の数を評価軸とする地方創生の考え方が問題です。
補助金やクラウドファンディングを利用するなら感謝するべきだし、もし資金が集まらなかったとしてもやりきるぐらいの『覚悟』が必要。
地方創生や地域再生に取り組むなら、よそ者・若者・ばか者任せにするのではなく、自らアクションを起こしていきましょう。
地方創生・地域活性化で必要なことは?課題の人口減少を止めるのは不可能
出典 まち・ひと・しごと創生
ハッキリ言って、人口減少を止めるのは不可能です。
人口ピラミッドを見れば明らかですし、外国から移民を大量に受け入れる以外に人口増加は望めません。
今、僕たちがしなければならない必要なことは3つ。
- 地方創生に関心を寄せる
- 持続可能な地域づくりに貢献する
- 生産性を高める
①地方創生に関心を寄せる
僕はなにも「田舎に移住しろ」と言いたいわけではありません。
それでも、地方創生は日本が直面する最大の課題です。
もはや、一部の人が取り組んでなんとかなるレベルではありません。
まずは、本を読んで関心を持つところから始めましょう。
オススメの書籍を紹介します。
田舎暮らし・地方移住で役立つオススメ本をご紹介します。これから地方移住する人はもちろん、田舎でクラス地元民もぜひ。 まさに教科書で、初めて田舎暮らしをする人のバイブル。
地方移住を失敗したくないなら、四の五の言わず読むべし! 農村集落の再生劇に手に汗握る!
フィクションだが、読んで地方移住したくなる人が続出した地方書店発ベストセラー。 人口減少や少子高齢化がどこか他人事になってない?
未来予測からリアルな田舎の姿が見えてきます。 ストーリーがあってわかりやすい。
地方移住者も必ず地域活性化の視点を持つべきです。 Audibleのなら書籍を聞くこともできます。 公務員として唯一、NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」に寺本さんの書籍。
島根県邑南町でなぜ食と農で0円起業ができたのか?
美味しくないパン屋に人が殺到する理由とは? 最近はあちらこちらで聞く、"関係人口"(観光以上定住未満)を世に知らしめた書籍。
県外にいながら、田舎や故郷の役に立ちたい人たちの救いとなった。 Kindle Unlimitedに登録すれば無料で読めるこの本もオススメ。
②持続可能な地域づくりに貢献する
地方創生に関心を寄せて「なんとかしなきゃ」と思ったあなた。
ぜひ、地方や地域のためにできることから行動にうつしましょう。
マクロ(国・自治体)目線で地方創生に携わりたい方は、移住・定住だけでなく人口減少を前提とした持続可能な地域づくりに目を向けてください。
定住自立圏が今後のキーワードになるでしょう。
「強い田舎にならなければ」と散々言ってきたけど、“定住自立圏”か。
そらそやろ。
> 中心市と近隣市町村が相互に役割分担し、連携・協力することにより、圏域全体として必要な生活機能等を確保する 「定住自立圏構想」を推進し、地方圏における定住の受け皿を形成する。https://t.co/oAqL7VEbjo pic.twitter.com/qRcR4qxvMT
— はまちゃん@島根の地方移住ブロガー (@wakuwakukeigo) August 23, 2019
ミクロ(地域住民)目線で地方創生に携わりたい方は、一発屋ではなく継続する取り組みを行いましょう。
ボランティアではなく稼ぐ意識も持ってね。
田舎って「地域の未来を語ろう」とか地域活性化イベントをやりがち。
たしかに素晴らしいけど、持続性がないのがもったいないんですよね。
実践ほぼ0。
地方創生やSDGsって一種の麻薬で、盛り上がるし達成感があるけどその時だけ。
目立たないけどずっと続く企画の方が、最終的に地域貢献してる。
— はまちゃん@島根の地方移住ブロガー (@wakuwakukeigo) August 23, 2019
地方創生を仕事として取り組みたいなら、地域おこし協力隊になることをオススメします。
③生産性を高める
「いきなり生産性?」と思ったかもしれませんが、これはとても大事。
国も企業も個人レベルでも、生産性を高めた行動が求められます。
生産性とはあくまで「自分が手に入れたいもの」をいかに少ない投入資源で手に入れられたか、という指標です。
人口減少することは間違いないので、今と変わらなかったら日本経済は衰退します。
日本は、先進国と比べて労働生産性が万年ビリ。
でも、生産性が低いことを良しとしてはいけません。
今より少ない人材で、今以上の成果を出せるように努力すべきです。
地域・自治体の取り組み
関係人口づくりや他地域と組んだ政策が必要になります。
もはや市レベル・県レベルではなく、オール田舎で地方創生は取り組んでいかないといけません。
企業・店舗の取り組み
IoTやAIを活用し徹底的に業務効率化をしましょう。
特に人手不足を補うなら、今は採用するより外部人材を活用する時代です。
社員はコア業務、ノンコア業務はオンラインアシスタントに任せるスマート経営をしてみませんか?
- CASTER BIZ:業界No.1のオンラインアシスタントサービス
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個人の取り組み
会社で早く業務を終わらせて、家に帰って副業・複業や自己研鑽に取り組みましょう。
今の時代、パソコンやスマホがあれば、在宅でもカフェでも場所に囚われずに自由に仕事ができます。
自分でできる仕事はないものか、クラウドソーシングに登録してどんな仕事があるのか1回探してみましょう!
①クラウドワークス:時間や場所にとらわれず自分のスキルにあった仕事ができる
CrowdWorks(クラウドワークス)は、日本最大級のクラウドソーシングサービスです。
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その他、プログラミングやデザインのスキルがあればさらに仕事の幅が広がりますね。
スキル不要でもできる仕事があるので、まずは登録してどんな仕事あるのか見てみてください。
登録は無料です。
②ココナラ:占いからファッション相談まであらゆる経験がお金になる
ココナラは、様々な知識やスキルを売り買いできるオンラインマーケットです。
占いや映像制作、声優の依頼、企業のロゴ作成など、仕事の幅が広いのが特徴です。
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もちろん、登録は無料です。
プログラミングスキル習得も
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まとめ:日本最大の課題「地方創生」!意味や成功&失敗事例・今後必要なことは簡単にでも知っておこう
地方創生や地域活性化の意味の違いはわかりましたでしょうか?
地方創生とは、「東京圏の人口集中に歯止めをかけ、地方人口を増やすことで地方経済を活性化を目指す政策」でした。
人口減少は、日本が直面する一番の課題ですが、残念ながら成果に繋がっていません。
今流行りの関係人口という考え方も、
本当は地方に人口を分散させたいけど難しいから、せめて関わってくれる人口を増やそう。
と、どこか地方創生の意味から考えると逃げのように思います。
好きな考え方ですけどね。
地方創生に向けて、今何が必要なのかは本当に難しいです。
だからこそ、僕たちが地方創生に関心を持って、取り組みや事例を勉強することから始めていきましょう。
そして、誰か任せではなく、地域に住む私たちが行動していくようにしましょう。
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