こんにちは!都会から田舎に移住したはまちゃん(@wakuwakukeigo)です。
脱サラして農業を始めたいけど失敗するのが怖い……という人も多いですよね。
新規就農を成功させるためにするべきことはたった1つ!
脱サラ農業経験者に話を聞いてアドバイスを聞くことです。
失敗談を聞いてその対策をすれば、後悔する確率を減らすことができるでしょう。
前回に引き続き、脱サラして農業を始めた元都会女子・現農業女子に「脱サラ農業を失敗しないための準備」について話を聞いてきました。
農家に憧れがあるなら、金言を見逃すな!
さきっぺ、今日は脱サラ農業を失敗しないための方法教えてくれるー?
任しときー∠(・`_´・ )
失敗したと思ってることもたくさんあるので、同じ境遇の人には役立つはずだよ!
タップできる目次
- 1 【脱サラ農業】新規就農を成功させたい農家がやるべき5つの準備
- 2 【脱サラ農業を失敗しないための準備】①資金:事業が軌道に乗るまでのお金を貯金しておく!
- 3 【脱サラ農業を失敗しないための準備】②住まい:地域や家の調査も大事!
- 4 【脱サラ農業を失敗しないための準備】③支援:補助金・技術支援制度を知らないのはもったいない!
- 5 【脱サラ農業を失敗しないための準備】④農機具購入:農業用品を買うなら安物はやめておけ!
- 6 【脱サラ農業を失敗しないための準備】⑤複業:自分で稼ぐスキルを身につけたり副業を始めておけ!
- 7 新規就農に失敗しないためにまずはレンタル畑から始めよう
- 8 まとめ:脱サラ農業を失敗しないために5つの準備をして就農を成功させよう
【脱サラ農業】新規就農を成功させたい農家がやるべき5つの準備
脱サラして未経験で農業を始めるためには、どのような準備が必要なのでしょうか?
何か買っておいた方がいいのか、何を調べておいた方がいいのか、疑問は尽きないですよね。
結論から言うと、新規就農を成功させるためにやっておくべき準備はこれだ!
- 資金の準備
- 住まい・地域の情報収集
- 補助金や技術支援制度の確認
- 農業用品の購入
- 稼ぐスキルを身につける
前回の記事でご紹介した「未経験で農家になるときの始め方」によっても、必要する準備が変わってきますので、その点も含めてご紹介します。
【脱サラ農業を失敗しないための準備】①資金:事業が軌道に乗るまでのお金を貯金しておく!
結局カネか、という気持ちになりますが、農業も結局カネです。
安定して1家族が専業で食べていけるような規模の農業を、急に単独で始めようと思ったら、莫大な金額がかかります。
土地に始まり、農業用機械類も必要ですし、出荷関連(洗浄機やパッケージング)などなど、言い出せばきりがないほど新規就農はお金がかかります。
よほど興味がなければ、農業用の機械の値段を調べることはないと思いますが、実は驚くほどの高価格です。
泥まみれになるのが当たり前なので、メンテナンスも大変。
石にぶつかって欠けたりもしますので、修理費用もバカになりません。
その上、移住が必要な新規就農者にとっては、家や引っ越しの費用も追加で必要です。
私の場合は、ものすごく田舎に引っ越したせいで、古い一軒家に住むことになりました。
よく下見をしていなかったせいで、家自体のリフォームも大変でした。
辛い・・・(;_;)
農作業の道具を置く物置小屋も必要なので、普通に住むより農業に適した家はお金がかかります。
かなり預金額に自信のある方でなければ、単独で農業を始めることが難しいということはおわかりいただけたかと思います。
さらに、つくる作物によっても必要な初期投資費用は変わりますので、いくらあれば大丈夫、という金額はほぼ存在しないと言ってよいでしょう。
概算で答えるなら、
- 独立・専業の場合は貯金200万〜300万円。
- 農業系企業や地域おこし協力隊になる場合でも、貯金50万円以上。
は欲しいところですね。
現実的なお金の確保の仕方にもいろいろありますので、例をあげますね。
- 最低限生きられる程度は、自治体の補助金を確保する
- 機械への初期投資費用を抑えるために、支援施設や団体などに属し、機械などを借りられるような環境をつくる
- 家族のうち一人が農業メインで、別の人が他の安定した収入を持っている状態をつくる
- 効率よく稼げる在宅ワークや副業を探しておく
補助金と副業についつは、後ほど説明します。
【脱サラ農業を失敗しないための準備】②住まい:地域や家の調査も大事!
農家になるためにはもちろん作物づくりが一番大切ですが、住む場所にも必ず目を向けてください。
脱サラして農家を目指す人のほとんどは、引っ越して新しい土地に住むことになります。
ある程度は長く続けないと農業で収益を生むことはできません。
住み続けられる場所なのか、必ず実際にその土地を見に行って、その土地の人と会って話をしてください。
専業の場合は農地選びも大切!
専業の場合は、農地選びも重要です。
そもそも農業者として認められるためには、地域で定められた条件を満たさなければなりません。
条件は地域によって異なりますが、
- 農地全てについて耕作の事業をすること。
- 農地で農業経営に必要な農作業を常時従事すること。
- 取得後の農地が市町の定める面積(原則50アール、北海道は2ヘクタール)以上であること。
- 経営状況や住居からの距離等を考慮し、効率的に農地を利用できると認められること。
などの条件があります。
さらに、日当たりや水はけなど、田んぼや畑の状況もさまざま。
特に大雨や強風時に農地がどうなるかは、見学時にはわかりませんし、新規就農者にとっては見極めることも難しいでしょう。
なので、付近の農家さんや地域の農業委員会、役場の農林科、農業公社など、相談できるところには積極的に話を聞きにいきましょう。
脱サラ農業を失敗しないためには、情報収集が大切です。
【脱サラ農業を失敗しないための準備】③支援:補助金・技術支援制度を知らないのはもったいない!
新規就農者を補助する助成金の制度は多数あり、技術支援をしてくれる施設もたくさんあります。
が、こちらもすべてを把握しきるのはとても難しいです。
とくに田舎になればなるほど、ネット上に情報がなく電話や現地訪問で問い合わせをするしか方法がなくなります。
しかし、これらを知らずに就農するのは非常に難しいです。
新規就農を成功させるために、図々しさを持ってわからないことはしっかり電話をして確認しておきましょう。
いきなり電話はかけづらいとか、その土地に行くには時間がかかるとか、私も移住して農業を始める前はそうだったので、気持ちはとてもよくわかります。
でも、いろいろな制度がある中、知らないのはもったいないですよね?
ホントにそう!
農業を始めてから「もったいなかったな。失敗したな」と思っても遅いので、ある程度の図々しさを持ってたほうがいいよ!
【脱サラ農業を失敗しないための準備】④農機具購入:農業用品を買うなら安物はやめておけ!
まずは、農業を始めるにあたって農業用品などを準備することになります。
しかし、安物を買ってしまったがために、使い物にならない人が続出しています。
私も服や靴が買い直しになりましたし、安物の手袋をして怪我をしてしまいました…
『安物買いの銭失い』をするのは、本当にもったいないし危険です。
最低限、農業に必須な長靴と手袋だけは、新規就農者でもしっかりしたものを用意することをすべきですよ。
農業初心者がモノの準備で後悔したことは、こちらの記事でまとめています。
【脱サラ農業を失敗しないための準備】⑤複業:自分で稼ぐスキルを身につけたり副業を始めておけ!
農業は半農半Xが人気なように、専業農家でやっていくのは非常に大変です。
ましてや、元サラリーマンから新規就農するなら自分や家族が食べれる収入を得るのは難しいでしょう。
そのため、身ひとつで稼げるスキルを身につけたり、副業を都会にいるうちから始めておくのはとても大切。
私の場合は家族もなく、単独での移住・農業開始だったので、もっと早くから在宅ワークを探しておけばよかったな、というのが、今後悔していることです。
前職は副業NGでしたが、情報収集ぐらいはしておくべきでした。
田舎で農業をやりながら、今取り組んでる副業はあるの?
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新規就農に失敗しないためにまずはレンタル畑から始めよう
ここまで、新規就農で失敗しないための方法を紹介してきましたが、農業体験から始めてみるのもオススメです。
初めてのことを始めるときは、何よりも小さく始めることが大切。
例えば、レンタル畑を借りて菜園アドバイザーが教えてくれる【シェア畑】というサービスもあるぐらいです。
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- 作物の育て方は勉強中
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まとめ:脱サラ農業を失敗しないために5つの準備をして就農を成功させよう
さきっぺから教えてもらった脱サラ農業を成功させる準備は5つ。
- 資金の準備
- 住まい・地域の情報収集
- 補助金や技術支援制度の確認
- 農業用品の購入
- 稼ぐスキルを身につける
脱サラして農業を始めるのは、職業や住まいが180度変わるのでやっぱり大変です。
だからこそ、しっかりと準備をしておかないと失敗してしまうリスクは高まるでしょう。
また、農業用品の章で話したとおり、農作業をするならしっかりとした物を買うようにしましょう。
田舎への引っ越し費用や、新しい家電の購入なども必要になるので、「安物買いの銭失い」にならないので注意しましょう。
革靴と手袋だけは、安い物ではなくしっかりとした品質の物を買って、農家として新しい一歩を歩んでくださいね。
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