こんにちは!元人事コンサルタントのはまちゃん(@wakuwakukeigo)です。
つい最近、有名ブロガーの八木仁平(やぎペー)さんがTwitterでプチ炎上していました。
炎上の発端はこのツイート。
【300円助けてください】
ベトナム行きの飛行機に乗り遅れて、3万円かけて別便を取った。
ベトナム到着後、旅行会社から連絡が。
行きの飛行機に乗れないと、帰りの航空券も自動キャンセルになるらしい、、、
航空券を調べて見たところ59,357円。
完全に死んだ、、、https://t.co/knZLePe7Fg
— 八木仁平(やぎペー) (@yagijimpei) April 3, 2018
要は、自業自得で飛行機に乗り遅れたことに対して、やぎペーさんが航空券代をPolcaで募ったという話。
これに対して、アンチからの批判が殺到。
アンチ
月収100万のくせに乞食め!
アンチ
日本人として恥ずかしい…
アンチ
自業自得のくせに頭おかしいんちゃう?
アンチ
八木仁平は生理的に嫌い
これらのコメントにファンが反論して、賛成派と反対派で議論がヒートアップ(# ゚д゚)八(゚д゚#)
いろんな意見があっておもしろいですね。笑
僕個人としては、やぎペーさんのことが好きだったので、「やぎペーさん、飛行機乗り遅れちゃったんだ〜( ̄▽ ̄)」ぐらいにしか思っていませんでしたが、リアルタイムでみるみる炎上する様子にびっくりしました。
ところで、なんでやぎペーさんのPolcaが肯定派と反対派に分かれて炎上したと思います?
やぎペーさんがただ嫌いだからという訳ではないと思うんです。
僕なりに、Polca炎上を考察したら、事象に対して1つの認識のズレとそこから生まれた4つの感情があったからからだと考えます。
Polca炎上事件の真相を、ファンとアンチの気持ちを考えて紐解いていきます。
タップできる目次
八木仁平さんのPolcaの結果
今回のPolcaが結局どうなったかと言うと・・・
八木仁平さんの大勝利!
否定派(アンチ)の人もこの結果は悔しいでしょうねww
僕は肯定派ですが、この結果を見て「否定派の人がダメだ!」と言うつもりは全くありません。
アンチの人の気持ちもわかります。
今回のPolca炎上は、1つの認識のズレから生まれた4つの感情があったからだと僕は思うんですよねぇ。
一番大きい認識のズレは、クラウドファンディングに対する考え方の違いです。
そのズレによってアンチに生まれた4つの感情が、炎上に繋がった要因でしょう。
アンチに生まれた4つの感情は下記のとおり。
- 正義感
- 失望感・軽蔑
- 嫉妬・劣等感
- 好奇心
つまり、同じものが同じに見えていないってこと。
なんで、八木仁平(やぎペー)さんのことを嫌いになったのか?
以下の章で否定派(アンチ)の認識のズレと感情について解説していきます。
おもしろいですよ!
「クラウドファンディング」に対する考え方の違い
これを読むあなたは、クラウドファンディング(今回はPolcaでしたが)をどのようなものだと考えていますか?
この認識のズレが、やぎペーさんの炎上の発端だったのではないでしょうか。
僕は「クラウドファンディングは“信用をお金化する為の装置“」と思っています。
これは、キンコン西野さんの書籍、「革命のファンファーレ」の考え方ですね。
否定派(アンチ)の方々は、こう言う風に思っているのでは?
アンチ
クラウドファンディングは、お金集めのツール。
反対に、賛成派(ファン)の方々は、クラウドファンディングをこのように考えています。
ファン
クラウドファンディングは、ファンとのコミュニケーションツール。
考え方が違えば、当然意見は対立しますよね。
正直、僕はどっちが正しいとか言うつもりもないし、色んな考え方があっていいと思う。
ただ、それがなぜ炎上にまで発展するのか?
ここに僕は興味を持ったので、アンチの方の感情を掘り下げていきます。
認識のズレがアンチに生んだ4つの感情
八木仁平さんを批判する感情①「正義感」
正義感とは、道徳的な心情を優先したり、自分がこれだけは譲れないものに対しては決して揺るぎない気持ちを持つこと。
否定派(アンチ)の方は、やぎペーさんの行動が正しくないと思ったということですね。
例えば、このツイート。
Polcaに来たコメント。全く関連性のない2つのことを並べて何が言いたいのだろう。
僕に支援すれば直接支援する以上の価値を最終的に与えてくれると期待して支援してくれたんだと思います。
その分僕はエネルギーを貰いました。こんなコメント書いてる暇があるなら自分を高めて支援すれば良いのでは? pic.twitter.com/dGeSrDhj8O
— 八木仁平(やぎペー) (@yagijimpei) April 3, 2018
否定派(アンチ)の主張
- お金は本当に困っている人に寄付すべきだ。
- お金持ちがファンを洗脳(?)してお金を集めることは悪いことだ。
まぁ、否定派の意見も気持ちもわからなくもないですが、Polcaに対する認識がズレてるから起きた議論です。
クラウドファンディングを「お金集めのツール」≒「寄付的なもの」と考えているのでしょう。
ただ、やぎペーさんもファンの方も寄付ではなく、投げ銭を募ったという感じなんですよね。(これもアンチの方に同じやんけ!と突っ込まれそうですが・・・)
アンチの方が考えが唯一絶対ではありません。
自分の信じる正義と違うところがあっても、一度違う考え方も考えて欲しいと思う。
八木仁平さんを批判する感情②「失望感・軽蔑」
失望感とは、期待が外れ希望を失って落胆したこと。
否定派(アンチ)の方は、やぎペーさんのどんな期待を裏切られたのでしょうか?
例えば、このツイート。
コイツ頭おかしいんとちゃう?
稼いでて影響力のある人間は、自分のファンに夢もないアホなことに金を使わせんよね。
自分のミスやのに自分の懐痛めたくないからっつってフォロワーから金巻き上げるってなんやねん。
ブロガー地に落ちすぎやろw https://t.co/hKC0t6kmLV
— 服部慎也|マーケティングとカメラとイロイロ (@FACTDEAL) April 3, 2018
否定派(アンチ)の主張
- 自分のミスは自分で責任を取るべきだ
- お金は十分持ってるはずなのに、人からお金を集めるのはおかしい
- 人に迷惑をかけるのは悪いことだ
実は、この否定派(アンチ)の意見は一番理解ができる。
自己責任なのに、人からお金を巻き上げるのは確かによくないことですね。
でも、本当に金を巻き上げてたらね?
これもクラウドファンディングをお金集めのツールと考えてるからこそ起きる意見でしょう。
賛成派(ファン)の方達は、「やぎペーさんとコミュニケーションが取れて嬉しい」ぐらいにしか思ってなく、むしろすすんで支援をしています。
無理やりお金を巻き上げてるんじゃないから、別にいいんじゃない?
何が問題?
八木仁平さんを批判する感情③「嫉妬・劣等感」
嫉妬とは、他人が自分より恵まれていたり、すぐれていることに対して、うらやみねたむこと。
まぁ単純な話、ヤキモチっすね。笑
例えばこのツイート。
なんかうじゃうじゃもっともらしいことを呟いてますが、
何の説得力もありませんね。
お金恵んでくれる人たちがいてよかったですね。
いつまで続くんですかね、それ。— RON (@Ronjam2001) April 4, 2018
否定派(アンチ)の主張
- 炎上商法ずるい!
- お金持ちなのに、自分よりお金を持ってない人から恵まれるのはずるい!
- 心の声(自分だとお金集まらないから羨ましい)
やぎペーさんは、ブランディングの効果もあって、一般人にはこんなイメージがあるでしょう。
- 好きなことだけして生きている
- 若くして稼いでいて影響力もある
- イケメン
- おしゃれ etc
まぁ、妬まれる理由はたくさんあるわけです。笑
例えば、今回のPolcaを僕がしたなら、一切批判の声はなかったはず。(あったら悲しい…)
やぎペーさんが影響力と懐事情を知ってるからこそ、アンチの方々はほっとけないんです。
八木仁平さんを批判する感情④「好奇心」
最後の理由はただの好奇心。
イケハヤさんが、ツイートしたことで一気にPolcaの話題が拡散されました。
面白かったのでまとめ。 / 自業自得で飛行機逃してPolcaで投げ銭募ったやぎぺー氏に対する批判が面白い。 : まだ仮想通貨持ってないの? https://t.co/8VruateiCz pic.twitter.com/TwpVFXupxb
— イケハヤ@FIRE(セミリタイア)生活中 (@IHayato) April 3, 2018
これで多くの人に知られることになり、賛成も批判の声も多くなりました。(やぎペーさん流石すぎる)
Polcaの騒動のツイートを見つける
↓
軽い気持ちでアンチの声に便乗
↓
やぎペーさんやファンが、アンチの意見を論破
↓
余計にアンチの議論も白熱\(*`∧´)/ ムッキー!!
結果、炎上サイクルの出来上がり。
やぎペーさんの真意はわかりませんが、飛行機に乗り遅れたことをネタに、面白く仲間と共有したかったのでしょう。
もちろん、やぎペーさんはPolcaでお金が集まらなければ、日本に帰国できなかったということもないはず。
それを真に受けたり、「おかしいのでは?」と思って、つい攻撃的な言動をしてしまったのがPolca炎上の火種でしょう。
心にもないことを言われれば、やぎペーさんやファンの方も黙ってないので、攻撃的な言動を仕返してしまい、火に油を注いだ形になる。
こうした炎上サイクルが、賛成派(ファン)と否定派(アンチ)の二極化が進んだ原因でしょうね。
八木仁平さんのPolca炎上で誰が一番得したか?
間違いなく、やぎペーさんですよね。
炎上はいつでも、いつでも批判を言う方より、批判を言われてる方が主役なんですよ。
アンチの方がいたからこそ、やぎペーさんとファンの方の絆は深まり、より影響力を持ったと言えます。
僕も、Polcaの騒動でやぎペーさんのことがより一層好きになりました。
僕はやぎペーさんと特別親しいわけではないですが、ブログなどを拝見していると多くの人に好かれたいのではなく、自分の好きな人と好きなことをしたいと考えられてると感じます。
否定派(アンチ)の意見は、それを手助けしたことになるし、批判をそっくりそのまま栄養にされちゃいましたね。笑
八木仁平(やぎペー)さんは、「僕を嫌いな人は勝手にどうぞ」というスタイルです。
だから、アンチの方が本当にやぎペーさんを陥れたいなら、批判するのではなく、無視する方がいいと思いますよ?笑
八木仁平(やぎペー)さんのPolca炎上のまとめ
やぎペーさんが炎上した流れと、アンチの方に芽生えた感情について解説してきました。
純粋に思ったのは、「やぎペーさんやっぱりすげー」ってこと。
普段から多くの人に価値を提供していないと、お金が7万円以上も集まらないでしょ。
あと、この炎上する現象は、実は日常生活でもあるんです。
僕が人事コンサルティングをしていた時も、組織の問題のほとんどはこんなことでした。
AさんとBさんがお互いのことが嫌いで、意見が対立してたとする。
↓
AさんとBさんがそれぞれ裏で愚痴を言う。
↓
Aさん派とBさん派の仲間が増える。
↓
人数が増えて、もっと相手の悪口を言って意見がどんどん強化する。
↓
気づいた頃には、些細な問題が気づけば大変な問題になる。
こんなことが多くないですか?
議論するのはいいのですが、お互いが相手を嫌って悪口言い合うようになったりするのは僕は嫌いです!
僕自身、炎上を見るのは好きじゃないし悲しくなります。
ある事象に対して、お互いの考えを客観的に見て、関係の質が良くなるように働きかける人が増えることを節に願います。
はまちゃんの一言
はまちゃん
人にはいろんな考えがあって面白いですね。
んじゃ、今日はこれでおしまいっ!
ほな、バイバーイ!
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