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地方,田舎はろくな仕事がないはウソ!求人が少ないは現実【理由を解説】

地方,田舎はろくな仕事がないはウソ!求人数・就職先が少ないは現実・事実【理由を解説】田舎移住と仕事

こんにちは!都会から日本屈指の過疎地域に地方移住したはまちゃん(@wakuwakukeigo)です。

僕は、東京や大阪のいわゆる大都会で働いていましたが、今は移住して田舎(島根県)で働いています。

田舎で働きたい人にとって、不安の大部分は仕事ですよね。

僕も地方移住する前は、いろんな人に地方移住の相談をしていました。

 

  • 田舎はろくな仕事がないけど大丈夫?
  • 地方の仕事って、工場勤務か公務員ぐらいしか就職先ないんじゃない?
  • 田舎は良い求人ないしブラック企業ばっかりちゃう?
  • 田舎って正社員の仕事あるの? 非正規ばっかりちゃう?

 

上記は、都会で働いていた時に友人や会社の同僚に、「地方移住する」と話して実際に言われた言葉。

田舎暮らしを考えるあなたが、周囲の人に移住相談をしても似たような言葉が返ってくるでしょう。

でも、そういうアドバイスや批判(?)は基本的に無視でOK。

なぜなら、あなたが相談している都会の会社員たちの99%は、田舎への移住が経験したことがないからです。

 

田舎の仕事事情が気になるなら、実際に地方移住した人や田舎で働いている人に聞くようにしましょう。

とはいえ、「地方在住の知り合いなんていない」というあなた。

実際に移住した僕が、この記事で田舎の仕事事情の真実をお教えしましょう。

結論を先に言うと、“地方,田舎はろくな仕事がない”はウソ!”求人数が少なく選べない”はホント

僕がこう考える理由を説明していきますね。

 

地方移住して田舎暮らしがしたい人の不安・懸念点1位「仕事(求人)がない」

「地方移住して田舎に仕事はあるのか or ないのか。」

この問いは、地方移住したい人の一番の関心ごとで、かつ移住のための一番のハードルの高さと言ってよいでしょう。

インターネットで移住情報を探すと、田舎に移住して起業していたり、フリーランスとして稼いでいる人が目立ちます。

が、地方移住を考える9割は普通の会社員。

だから、就労環境があるのかどうかが気になるのは当然ですね。

 

▼データを見ても、「田舎で働き口が見つからない」ことが地方移住の一番の問題点となっています。

移住する上で不安点・懸念点 東京都で行った移住アンケート

 

▼田舎に移住をしない理由でも4位

移住を希望しない理由 東京都で行った移住アンケート

参考 東京在住者の今後の移住に関する意向調査

 

では、本当に仕事はないのか?

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はまちゃん

田舎に仕事はあるとも言えるし、無いとも言える。

なんやその中途半端な回答はっ!

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婿太郎

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はまちゃん

いやいや、『仕事がない』言葉をみんなが別々の解釈をしてるんだって!

 

しばしば、『地方,田舎は仕事がない』VS『地方,田舎は仕事がないはウソ』と論争になるのは、それぞれの立場で言葉の捉え方が違うからです。

 『仕事がない』とは?
  • 地方,田舎は、正社員の就職先・働くところがないのか?
  • 地方,田舎は、仕事の種類が少なく選べないのか?
  • 地方,田舎は、やりたい仕事の求人がないのか?
  • 地方,田舎は、ブラック企業しかないのか?
  • 地方,田舎は、最先端の技術を扱える会社がないのか?
  • 地方,田舎は、稼げる仕事がないのか?
  • 地方,田舎は、ビジネスチャンスがないのか?

などなど、みんな好き勝手な意味で話してるんですよ。

こうなると話が噛み合わないのも当然。

なので、次章からそれぞれ整理していきます。

 

地方・田舎は仕事がない(求人が少なく選べない)と言える理由

地方・田舎は仕事がない(就職先が少ない)は現実と言える理由

都会と比べて地方・田舎は「正社員の求人数が少なく働くところがない」

田舎は都会と比べると、そもそもの正社員の求人数が圧倒的に少ないです。

試しに、比較的地方の中小企業の求人情報が多いはたらいくで求人数を比較してみました。

島根県の求人

東京都の求人

 

結果は・・・島根県19に対して、東京都は581。

約30倍の求人数の差がありました。

こんなに求人数に差があるのか・・・

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婿太郎

 

非正規雇用を入れても全然少ないです。圧倒的ですね。

まぁ、経済の規模も違うし当たり前。

とはいえ、正社員の求人がなく非正規しかないわけではありません。

でも、限界集落・ど田舎だと非正規社員の仕事しかないところもありそうです。

 

「田舎は働くところがない(正社員の求人が少ない)?」という意味で質問されたら、「そうだね」と答えます。

現実問題として、田舎は都会と比べて仕事(求人数)が少ないのは現実。

 

都会と比べて地方・田舎は「仕事は選べない」

地方や田舎は、仕事の選択肢が少ないのも現実。

実際に地方にUIターン転職活動をしてみてわかりましたが、以下のような業種の求人ばかりでした。

基本的に、仕事の業界は固定化していて業種は限られます。

  • 銀行
  • 公務員
  • ブルーカラー系(製造業・建設業・鉱業など)
  • 医療・介護系
  • IT
  • 保険・不動産の営業や車のディーラー

 

隠さずに、田舎・地方の仕事事情をお伝えします。

  • 地方の就職先は、都会で働いていたスキルやキャリアを生かせる求人がなかなか見つかりません。
  • 運よく求人があったとしても、新卒採用が中心で、中途採用が非常に少ない。(銀行、役所、地方新聞、ローカルTV局など)。
  • 大企業の工場や地域採用なんかでも、ブルーカラーの求人ばかり(幹部は本社から)。
  • 公務員も臨時職員の求人はあるけど正職員は少ないし、年齢制限があるので注意が必要です。
  • 他には教師や学習塾系の求人や農業・林業など一次産業はありますが、転職サイトにはほぼ掲載されません。

 

「仕事が選べない!就職先が少ない!」と思うのも仕方がないですね。

以下の記事では、地方移住者が田舎でできる仕事をまとめたので参考にしてください。

 

転職サイトや転職エージェントから紹介される業界がやりたい仕事だったらラッキーですが、そうでないなら田舎は仕事はないと感じるでしょうね。

地方・田舎は都会に比べて仕事の選択肢が少ないのは現実

 

都会と比べて地方・田舎は「給料が安い」

はい。地方・田舎の仕事は給料が安いですね。

Iターン転職やUターン転職した人からよく話を聞きますが、「年収が下がった」と言われる方が多いです。

最低賃金(※平成30年11月現在)を比較するだけでも容易に想像できますね。

  • 島根県の最低賃金:764円
  • 東京都の最低賃金:985円

 

はぁ〜。田舎で働くとやっぱり給料は下がるのか。
生活費は安くなると思うけど仕方ないな。

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婿太郎

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はまちゃん

いや、僕は田舎に来て給料が上がったから絶対ではないよ。
転職の仕方とやりたい仕事次第だね。

地方移住した上で、年収も上げるとかめっちゃええやんけー!

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婿太郎

Iターン転職の仕方については、また別の機会に話しますね。

地方・田舎は都会に比べて仕事の給料が安い職場が多いのは現実

 

地方は就職先や求人は少ないけど『田舎はろくでもない仕事ばかり』はウソ!と断言する理由

地方は就職先は少ないけど『田舎はろくでもない仕事ばかり』はウソ!と断言する理由

半分ウソ→「地方・田舎はやりたい仕事(面白い仕事)がない!ブラック企業しかない」

正社員を募集してるのはいつも同じ求人。
やりたい仕事やブラック企業しか求人がないじゃないか!

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婿太郎

 

田舎にはブラック企業しかないって?

そんなはずないじゃないですか。笑

都会や田舎といった地域柄は関係なく、ブラック企業はどこにでもあります。

 

しかし、「若者がやりたい仕事がない」という主張は、半分は同意します。

企業数がそもそも少ないし、最先端の技術を扱う場合都会にいった方がやりたい仕事を見つけやすいと思います。

ただ、本当にやりたい仕事がないのかもだけど、意外と探し方だったり自分のスキルの問題かもよ?

都会の常識では、ホームページがない会社ってありえないですよね?

でも、田舎は『会社のホームページがない』がないこともザラ。

なので、やりたい仕事や優良企業があるのに、それに気づいてないだけかもしれません。

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はまちゃん

前に島根の大学生に話を聞いたんだけど、島根県内の企業をほぼ知らなかってんなぁ。
4年間も地域に住んでる大学生ですら知らないのに、都会にいながら情報を得るのは難しいね。

 

現実問題、やりたい仕事がなくて上京する若者が多いわけだけど、『地方・田舎には本当にやりたい仕事がないのか?』と言われたら疑問が残ります。

また、地方には都会の会社のサテライトオフィスが近年増えています。

新しい拠点の立ち上げは、少数精鋭で即戦力を求めています。

だから、自分の実力不足で地方でやりたい仕事に就けないだけなのでは?

ただし、都会の方が時代の先を行く最先端の仕事や面白い会社が多いのは事実です。
それは事実だけど、一度田舎をしっかり調べて見ると面白い発見があるかもですよ。

 

ウソ→「地方・田舎はビジネスチャンスがなく稼げる仕事がない」

これも嘘!

というのも、思いもよらないことが仕事になるのが、田舎の余白であり可能性です。

事実、インターネットの発展によって、離れた場所にいることが関係なく仕事ができる機会も増えて来ました。

また、都会よりも地方や田舎は市場が小さいですが、その反面

  • ライバルが少なく地域NO.1を取りやすい
  • 開業資金が少なく済む
  • 高い技術がなくともビジネスになる

といったメリットもあります。

 

場所や環境に言い訳せずに、稼げる仕事を田舎で作ってください。

地域おこし協力隊なら、起業する気で活動するってことですね。

>>地域おこし協力隊のその後を逆算せよ!田舎で起業する気で仕事を作り定住しよう

 

地方・田舎はろくな仕事(求人)がない」と思うのは【稼げる仕事を作る能力がない】から

先ほど、「正社員の求人数が少ないのは現実」と話しましたが、地方や田舎に仕事がそもそもないのは嘘です!

変な話、仕事は選ばなければめちゃくちゃあります。

もちろん、面白い仕事もいっぱいです。

やりたい仕事もきちんと探せば見つかる可能性はグッと上がります。

 

さらに言うと、『仕事がない!仕事がない!』と叫ぶ人は、自分には田舎で仕事を作る能力がないってだけ。

実際、地域おこし協力隊はめちゃくちゃ仕事を作ってるでしょ?

中には、地域おこし協力隊の任期後にもらえる100万円を活用して、田舎で起業してバリバリ稼いでる人もいるわけです。

地方・田舎はろくな仕事(求人)がないと思うのは、あなたがレッテルを貼って仕事探しを怠っているからかもしれませんよ?

稼げる仕事を作るには、いきなり起業せず地域おこし協力隊を活用するのはオススメ!

地域おこし協力隊になるには?条件~選考の必ず知っておきたい全知識【保存版】

 

地方移住をするなら、たとえ本当に仕事がなかったとしても個人で生きていけるスキルを身につけることが重要なんです。

地方・田舎に仕事があるのかないのか、正社員の求人数が少ないことを不安になる前に、自分で稼ぐスキルを身につけましょう。

そうすれば地方移住のハードルがググッと下がりますから。

 

地方・田舎の求人が少なく本当にろくな仕事しかなくても稼げるように副業に挑戦しよう

地方・田舎で本当にろくな仕事がなくても稼げるように副業に挑戦しよう

地方移住をするなら、都会にいるうちから少しでもいいので副業をして稼げるスキルを磨いてください。

自分の個性やスキルを使って稼ぐことは、今の時代難しいことではありません。

 今すぐにでも始められる仕事
  • サイト制作
  • プログラミング
  • ライティング
  • デザイン
  • 口コミを書く
  • データ入力 …etc

 

いや〜、俺は普通の会社員だし副業なんて何をしたらいいかわからないし・・・

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婿太郎

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はまちゃん

そういう人こそ、副業に挑戦すべし。
「何もできない」で田舎に移住する方が危険やで!

 

心配しなくても、あなたもきっとできる仕事があります!

僕は無職になってスキル・資格・会社の看板もなくても、自分の力だけで人からお金をいただけることができました。

 

クラウドワークスでライティングをしたりココナラでスキルを売り買いをしてみよう!

パソコンやスマホがあれば、在宅でもカフェでも場所に囚われずに自由に仕事ができます。

自分でできる仕事はないものか、クラウドワークスやココナラに登録してどんな仕事があるのか1回探してみましょう!

副業の最初のコツは、「自分でも稼げるんだ」と少しでも稼ぐ経験をしてみることです。

すると、どんどん楽しくなって来ますよ。

 

①クラウドワークス:時間や場所にとらわれず自分のスキルにあった仕事ができる

クラウドワークス ロゴ

CrowdWorks(クラウドワークス)は、日本最大級のクラウドソーシングサービスです。

スキル不要のデータ入力の仕事や、頑張れば月収数十万円もライティングで稼ぐことができます。

その他、プログラミングやデザインのスキルがあればさらに仕事の幅が広がりますね。

スキル不要でもできる仕事があるので、まずは登録してどんな仕事あるのか見てみてください。

登録は無料です。

 

②ココナラ:占いからファッション相談まであらゆる経験がお金になる

ココナラ ロゴ画像

ココナラは、様々な知識やスキルを売り買いできるオンラインマーケットです。

占いや映像制作、声優の依頼、企業のロゴ作成など、仕事の幅が広いのが特徴です。

「自分の何気ないスキルがお金に変わる」そんな体験をしてみてください。

格安で依頼ができるので、実際にお客さんとしてサービスを利用してみてもいいですね。

もちろん、登録は無料です。

コメントをどうぞ

  1. おっさん より:

    有難うございます。実際、地方の方は地方の事を知らないことがあります。
    自分たちの住んでいる地域の事を当事者たちが知らないのです。いわゆる昭和の時代からの今でもある商慣行が地方の遅れに拍車をかけているのです。
    賃金が安いという事情に生活コストが都会並みでは若者にとって息苦しいものです。
    生産性向上の話はさておき、少子社会の今後の厳しさは、昔のデータや経験は通用しないからどうやって生きていくのか模索中の状態です。
    この田舎しかない魅力をアクティビティに活動していきたいです。たまに休息しながら。
    都会に住む田舎に住む関係なく自分の人生を楽しむをテーマに地域社会との連携と自分磨きをします。

    • はまちゃん より:

      コメントありがとうございます。
      おっしゃるとおり、過去の常識が通用しなくなってきているように感じます。
      地方には大きな課題と可能性が秘めているので、県内・県外関係なく協力していきたい所ですね。
      私も日々模索中ですので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。

  2. さたく より:

    仕事を選ばなければ何でもありますよね!

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