こんにちは!はまちゃん(@wakuwakukeigo)です。
都市型の暮らしから離れて、地域おこし協力隊になろうと思ってもどこの地域の選考を進むかは迷いますよね。
せっかくなら今まで経験したことがない活動に携わりたいと考える人も多いでしょう。
そんなあなたにご紹介したいのが北海道えりも町。
なんと、数々の受賞歴がある有名監督と一緒に地元PRの映画撮影に携わることができます!
全国ロードショー予定のガチ映画だって!
地域おこし協力隊を募集する自治体は数あれど、映画撮影に携われるほどぶっとんだ求人は滅多にないでしょう。
今回の記事では、インタビューを通じて北海道えりも町の魅力を紐解いていきます。
現在活動中の協力隊からのぶっちゃけトークも聞いていますので、最後までじっくりとお読みください。
海と大地のふるさとえりも町
面積283.93平方キロメートル、人口約4,300人。北海道の南東に位置し、雄大な自然と豊かな資源に恵まれた漁業と観光のまち。
日本屈指の強風地帯として有名で、風極の地「襟裳岬」の風を有効利用したテーマ館「風の館」がある。
コンブ、サケ、ウニなど水産業が盛ん。
タップできる目次
【北海道えりも町】地域おこし協力隊の活動内容
お話を伺った皆様えりも町役場職員
現えりも町地域おこし協力隊
株式会社MAKOTO WILL
映画撮影に携われる地域おこし協力隊なんてスゴイですね!
詳しく教えていただけますか?
えりも町・浦河町・様似町、広尾町が協力して制作する、実話に基づく”えりもの緑化事業”を題材にした映画「北の流氷(仮)」を企画しています。
監督となる田中光敏氏は、モントリオール世界映画祭や日本アカデミー賞の受賞歴もある日本だけでなく世界でも評価を受けている監督です。
ということは、有志で撮影するような自主制作映画の規模ではありませんよね?
はい! 全国の劇場公開を目指しており、令和5年8月ロケ・令和6年公開の予定です。
ガチの映画やΣ(゚Д゚)スゲェ!!
新たに募集する地域おこし協力隊は、具体的にどのような活動内容となるのでしょう?
1年目は映画製作サポートや映画にまつわる企画がメイン活動です。
エキストラ募集の広報活動や脚本を見てロケ地に使えそうなスポットを探したり、エキストラに飲食券の割引券を渡すなど地域消費を促すなど、様々な企画を行なっていただきたいです。
同時に地域内外の活動の中で得た経験をもとに、3年後の仕事づくりも自由に行っていただきます。
未経験の素人が本物の映画撮影に携われる機会なんて滅多にないので貴重ですね。
現隊員の皆様も映画撮影に関する活動をされているのですか?
先ほど話題に出たロケ地マップの作成や「北の流氷を応援する会」として、直接監督と意見交換をするような活動をしています。
私はあまり映画撮影にはあまり携わっていません。
コンブボートクルーズなど、観光支援に携わっています。
コンブボートクルーズは絶対おもろいやつ!
映画撮影以外の活動も、様々なことができそうですね。
映画製作は我々にとっても初の試みで可能性は無限大です!
自由な発想で活動していただけたらと思います。
「卒業後は起業を考えているけど1人でできるか不安…」という方もご安心ください。
私たちが株式会社MAKOTO WILLの伴走型の支援行い、定期的な面談やセミナーを通じて今後のキャリアをバックアップしていきます。
MAKOTOグループ「志の起業家」をサポートすることで「人が幸せに生きられる社会」を作ろうとしている企業です。これまで1000名以上の起業家と関わり、育成プログラムは300名以上に受講していただいています。資金調達・営業・マーケティング・組織づくり・バックオフィス等、多分野の専門家で構成されています。
参考 MAKOTO
映画が一本できる現場にゼロから関われて、手厚いサポートも充実!
チャンスしかない!
現役隊員が語る!えりも町の地域おこし協力隊を選んだワケ
どのようなキッカケでえりも町の地域おこし協力隊として活動することになったのですか?
私は大学ではヒグマを研究していましたが、卒業後は札幌の一般企業に就職しました。
東北出身ということもあり、札幌のような都会は便利なんですが疲れちゃいました。
転職を考えていた矢先、たまたま見つけたえりも町は、海と山のバランスが取れた地域で、大好きな野生動物にたくさん出会え、山菜採りもできる。
面白そうだと思い、地域おこし協力隊になることを決めました。
「海難1890」という映画を見てからというもの、田中光敏監督のファンで多くの作品を見るようになっていました。
そんな時、えりも町が田中光敏監督とタッグを組むことを知り、「あわよくば、田中光敏監督に作ってほしい映画リストをプレゼンできるんじゃないか」と思い、応募させていただきました。笑
鈴木さんは野生動物との触れ合い、宗田さんは田中光敏監督との関わり。
お二方にとって、えりも町と出会うべくして出会ったと感じます。
えりも町の暮らし。不便なこともぶっちゃけトーク
気候
えりも町の暮らしの魅力について教えてください。
北海道ですが雪が少ない。(一部地域を除く)
私の生まれが稚内で、毎日雪かきしないといけなかったですが、えりも町では多くても数回、1年間一度も雪かきしない年もあります。
あと、風が強い地域で暴風ニュースの基準はえりも町だったりします。笑
本当に除雪の必要がなくて助かっています。
私はママさんダンプを持たず、小さなシャベルで雪をどけるぐらいで済んでいますよ。
雪に慣れていない都会出身者でも安心ですね。
えりも町に移住した感想
町外から来られたお二人が思うえりも町の好きなところを教えてください。
私は元々野生動物が好きなんですが、えりも町では海に行けばアザラシに出会えるし、鹿や貴重なエゾナキウサギ、オオワシも飛来する。
動物好きには最高の場所です!
えりも町に来て半年ですが、夕日の美しさと人の良さは格別。
野菜をたくさんいただいたり、人との繋がりの大切さを感じています。
おすそ分け文化って素敵ですよね〜
えりも町に移住して他の町との違いや驚いたことはありますか?
全国有数の風が強い地域ということで、みなさん”風を読む力“がスゴイ。笑
昆布干しや停車時に「風が変わったから向き変えてー」とよくおっしゃられます。
えりも町民はまるでナウシカですね。笑
えりも町は陸の最果て感も見逃せませんよ。
旅が好きな人にはぜひ味わってほしいです。
不便なこと
逆に大変なことってなんでしょう?
言いづらいことですがゴミ袋が日本一高いです・・・
45Lのゴミ袋が1枚200円・・・
マジか!
なので、持ち込みだと安いので焼却炉に行列ができます。笑
移住してきてビックリしました。
えりも町の課題
課題でいうと、地域資源が活かせていないこと。
例えばどのような?
植林事業が来年で70周年なので、もっとPRすべきだと感じています。
今回映画を撮る田中監督が、別地域で映画撮影しているときに漁師さんに「あの山見てー」と言われたそうです。
見ると立派な山なんですが、元々は山でもなんでもなかった。
えりもの植林の話を聞いて漁師さんが取り組んだ結果、立派な山になったという話を聞き、「これはもっと広めないといけない」と感じたそうです。
映画「北の流氷(仮)」は「えりもの緑化事業」が題材になっているため、県外に植林活動が知られ観光の起爆剤となることを期待しています。
凄すぎです!
「豊かな森が豊かな海をつくる」と聞きますが、まさかそんな一大事業をされていたとは驚きました。
北海道えりも町地域おこし協力隊の求める人物像
最後に、どんな地域おこし協力隊と一緒に働きたいと思われますか?
攻めの姿勢を持つ人は大歓迎です。
「自分が来たからにはこの町を変えてやる」
「自分が来たからには何もない町とは言わせないぞ」
というような気持ちの方と一緒に働きたいですね。
役場の方も住民も親切で、時間的な縛りもありません。
個人事業主としてミッションに取り組むことを求められるので、やりたいことがしっかりあって取り組める人にはえりも町はオススメですよ!
私(27歳)と同じぐらいの若い方が来ていただけると、何年何十年と一緒に町を作っていけるので嬉しいです。
迷っているならまずは一度来てください。
間違いなく良いところなので、可能であれば直接町を案内して魅力を伝えさせていただきます。
熱いメッセージありがとうございましたー!
(対談ここまで)
まとめ
北海道えりも町の地域おこし協力隊の魅力は伝わったでしょうか。
なんといっても著名な監督と一緒に、全国ロードショーを目指している映画撮影に未経験から携われることはビッグチャンス。
田中監督ファンにとっては垂涎ものでしょう。
また、えりも町は気候にも恵まれ、雪かきもあまり必要としません。
その上、起業サポートも充実しているという隙のなさ。
この機会を逃していいんですか?
雄大な自然が広がる北の大地で、えりも町でしか経験できない魅力的なコンテンツが揃った求人募集と太鼓判を押します。
詳細や説明会情報は以下からご確認ください。
コメントをどうぞ