ただもの、だんだん♪ 『しまね縁タメ』編集部(@shimanentame)です。
山陰の小京都、松江市は自然も多く、紅葉も綺麗な場所。
気軽な散策から、本格的に山の空気を感じることができる場所まで、いろいろな楽しみ方ができる地域があるのが魅力です。
今回は、そんな松江市近郊で紅葉を楽しめる場所をご紹介していきます。
【松江市の人気スポット】お城から庭園まで幅広く紅葉狩りを楽しめる
紅葉スポット1:松江城山公園
松江市内で気軽に紅葉が楽しめる場所が、国宝松江城周辺に広がる松江城山公園。
内堀の内側が「城山公園」と呼ばれています。
そんな松江城の敷地内には、モミジを始め多くの木が生えているため、紅葉狩りの名所で多くの人が訪れます。
秋の松江城。 その③#ファインダー越しの私の世界#写真好きな人と繋がりたい#ふぉと #photography#秋 #紅葉 #モミジ #落葉 #島根 #松江 #出雲 #松江城 #城 pic.twitter.com/eawPnVf2xs
— ももんが (@nmomo7033) November 17, 2016
5月に白い花が咲く珍しい巨木「ナンジャモンジャ」も、美しい黄色になりますよ。
また、松江城の西側にある「椿谷公園」は、散策にぴったりの場所。
モミジやイチョウ、ナンジャモンジャの大木を見ながら、静かに散歩が楽しめます。
お城二の丸から西側階段を下りた場所にあり、階段途中にあるモミジは圧巻の美しさ。
また、お城ならではの景色を活かしたイベントが多いのも、松江城周辺の特徴です。
本格的な紅葉の時期より早いですが、松江水燈路を夜に楽しむのもいいでしょう!
紅葉の見頃 | 11月いっぱい |
樹木 | モミジ、イチョウ、ハゼ、ナンジャモンジャなど |
住所 | 島根県松江殿町城山 |
アクセス | 【バス】JR松江駅からバス10分 県庁前下車徒歩5分(またはレイクラインバス松江城(大手前)下車徒歩5分) |
料金 | 無料、天守登頂は有料。 <個人>大人560円 小人280円 <団体(30名以上)>大人440円 小人220円 |
営業時間 | 年中無休 本丸開放時刻は10月~3月は午前8時30分~午後5時 |
イベント | 松江水燈路(9月下旬~10月) 松江鼕行列 令和元年10月20日 松江城菊花展 令和元年10月24日~11月7日 松江城馬溜 |
問い合わせ | 松江城山公園管理事務所 電話0852-21-4030 ホームページはこちら |
紅葉スポット2:堀川遊覧船
松江城周辺の紅葉は、お堀の外側から見ても美しいですよね。
しかし、歩いて松江城を一周しようと思うと、かなり距離があり大変。
そこで堀川遊覧船に乗り、船から紅葉を見るプランはいかがでしょう?
水都松江ならではで、混雑もなく優雅に紅葉を楽しめる穴場です。
松江城周辺だけでなく、街中の紅葉や秋の雰囲気を楽しむことができます。
また例年11月上旬には「こたつ船」が登場します。
こたつに入って移動ながら、紅葉を楽しめるというレア体験はあまりないですよね。
ぼくも以前乗ったんですが、ポカポカして気持ちよかったぁ〜
紅葉の時期には少し早いですが、10月には松江水燈路開催に伴い、夜間運行もあります。
夜に綺麗な行燈に照らされる城下町を見ることも可能。
夜間運行は通常の運航と異なりますので、公式サイトで乗り場や運航時刻をチェックしてくださいね。
紅葉の見頃 | 11月~12月上旬 |
樹木 | ハゼなど |
住所 | 乗り場は3か所 ・松江堀川ふれあい広場 松江市黒田町507-1 ・大手前広場松江市殿町 ・カラコロ広場(京店)松江市末次本町 |
アクセス | 乗り場による |
料金 | 定員:10名~12名(予約は10名以上) 1日乗船券 大人1500円 |
営業時間 | 10月11日~2月末日:9:00〜16:00 |
イベント | こたつ船(11月上旬~4月、令和元年未定) 松江水燈路夜間運行(9月下旬~10月いっぱい) |
問い合わせ | 堀川遊覧船管理事務所 電話 0852-27-0417 ホームページはこちら |
紅葉の時期に、恋しくなるのが温泉。松江城から徒歩15分のところにあるのが、松江しんじ湖温泉です。
日帰りで入れるお湯から、無料の足湯まで楽しむことができます。
紅葉狩りと合わせて、温泉で一泊して癒されてみては?
紅葉スポット3:由志園【人気】
松江市で本格的な紅葉が見たい、ダイナミックでインスタ映えする紅葉を撮影したいというときはこちらへ。
松江市郊外、牡丹栽培で有名な八束町(大根島)にある日本庭園、由志園です。
JR松江駅からは車で25分程度。
かなり広大な庭園で、歩いて1~2時間程度は楽しむことができます。
四季を通じて、風景が楽しめ各種イベントが行われていますが、秋の見どころは「紅葉の夜間ライトアップ」。
紅葉🍁#由志園 #紅葉#Canon pic.twitter.com/en1waxbc0z
— 悠 (@eUXO3djxq05xCeg) February 1, 2019
庭園内にある「紅葉橋」から見る景色は、松の緑や多種のモミジの色がグラデーションになり圧巻の景色です。
もちろん日中も広大な日本庭園ならではの景色を見ることができます。
紅葉の見頃 | 11月~12月上旬 |
樹木 | イロハモミジ ヤマボウシ、ツツジなど |
住所 | 松江市八束町波入1260-2 |
アクセス | 【車】 米子I.C.から車で40分、松江玉造I.C.から車で30分、西尾I.C.から車で12分 【バス】 ■松江市営バスで 第4路線/市立病院・平成町車庫・商業高校・松江駅⇔大海崎・八束町方面です。※【乗り場】JR松江駅北口の9番乗り場 ■松江境港直行バスで約25分 |
料金 | 入園料 大人レギュラーシーズン800円 ベストシーズン1000円 |
営業時間 | 開園時刻 9:00~17:00(受付は30分前まで) |
イベント | 紅葉の由志園 夜間鑑賞会 【期間】2019年11月15日(金)~12月5日(木) 【時間】16:30~20:00 ※毎週火曜日定休日 |
問い合わせ | 0852-76-2255(代) ホームページはこちら |
【安来市の人気スポット】観光名所の紅葉が美しい
松江市に隣接する「安来節」でおなじみの町、安来市。
松江駅から安来駅まで車で30分程度と比較的距離が近いのが魅力です。
そんな安来市の観光名所は、紅葉が美しい場所がたくさん。
紅葉スポット1:清水寺
安来駅から車で10分程度の場所にある、厄払いで有名な天台宗派のお寺。それが清水寺です。
歴史は古く、郊外にあり大変静かな場所、お寺の境内には三重の塔があり、予約をすると上ることも可能。
ただし、階段が暗くかなりの急斜面なので、高所恐怖症の場合はやめた方が賢明です。
しかし上れば、お寺の境内だけでなく、安来市周辺の風景と紅葉を一望できます。
安来清水寺紅葉撮影 pic.twitter.com/Qv3N2n2wWP
— @kuroshiroノンちゃんと田中みっちゃんBSSリスナー(*^_^*) (@gskzw871) November 28, 2018
アップダウンのある境内は、植物も多彩。
要予約ですが、宝物殿では立派な大仏などが拝めるため、見物するのもオススメですよ。
紅葉も楽しめる穴場スポットです。
また、2019年10月26日・27日は、安来清水寺で灯参道が開催されます。
2018年に行きましたが、ライトアップが綺麗で癒されました。
地元アーティストによるライブや人形劇があって、面白かったなぁ。
紅葉の見頃 | 11月中旬~12月上旬 |
樹木 | モミジ イチョウなど |
住所 | 島根県安来市清水町528番地 |
アクセス | 安来から バス 20分/タクシー 10分 米子から バス 40分/タクシー 20分 |
料金 | 境内無料 光明閣書院庭園拝観休止 宝物館:大人500円・中高生300円・小学生100円 三重塔登閣:大人500円・中高生300円・小学生100円 |
イベント | 安来 清水寺 灯参道 【期間】2019年10月26日(土)・27日(日) 【時間】17:00~20:30 |
営業時間 | 本堂 9:00~17:00 (境内は、6:00~18:00(4月~10月)6:00~17:00(11月~3月)) |
問い合わせ | 0854-22-2151 ホームページはこちら |
紅葉スポット2:足立美術館【人気】
ミシュランに3つ星認定され、日本一の庭園として知られる足立美術館。
庭の人工的な美しさは、安来の風景を借景にしてデザインされています。
つまり季節により、庭のイメージが全く変わるように出来ている庭ってことですね。
紅葉の時期には、背後の山が色とりどりに彩られ、庭園内にあるモミジなどと素晴らしい調和を見せますよ。
(๑● ω ●๑)島根県安来市広瀬町にある足立美術館の紅葉が見ごろにゃ pic.twitter.com/QMPtyjFcFK
— じょぼ (@fhthh152) November 21, 2014
また季節により、美術館の企画が変わるのも魅力。
すべての季節に行っておきたい山陰の名所です。
公式サイトからライブ映像が見られますので、今どういった感じの景色なのか、チェックしていくとよいでしょう。
紅葉の見頃 | 11月〜12月 |
樹木 | モミジ ドウダンツツジなど |
住所 | 島根県安来市古川町320 |
アクセス | 【車】安来ICから10分 【電車】JR安来駅から無料シャトルバス20分 |
料金 | 無料、天守登頂は有料。 <個人> 大人2300円 大学生1800円 高校生1000円 小中高生500円 <団体(20名以上)> 大人1900円 大学生1500円 高校生800円 小中高生400円 <団体(100名以上)> 大人1700円 大学生1300円 高校生700円 小中高生300円 |
営業時間 | 年中無休 4月〜9月 9:00〜17:30 10月〜3月 9:00〜17:00 |
駐車場 | 大型バス 40 台 普通車 400 台収容 |
イベント | 秋季特別展(明治、大正、昭和の日本画展~2019年8月31日(土)~11月30日) |
問い合わせ | 足立美術館 電話0854-28-7111 ホームページはこちら |
足立美術館のお隣には、鷺の湯温泉という温泉があります。
傷に効くと言われ、日帰り入浴やお食事も可能。
目だけでなく身体も癒されるのが足立美術館です。
【出雲市】平野も山も楽しめる!出雲市
紅葉スポット:鰐淵寺【人気】
出雲市郊外にある、仏教伝来とほぼ同時期に造られた天台宗のお寺が鰐淵寺。
実は松江市生まれという説もある、あの武蔵坊弁慶にまつわるエピソードが多く残されている神秘的なお寺です。
周囲を山に囲まれていることもあり、紅葉を見るには最高の場所。
境内にはイロハモミジが多く、モミジの紅葉がグラデーションになる仁王門から本坊に渡る道は、静かで見ごたえも圧巻です。
途中に川もあり、さまざまな色合いがとても贅沢。
かなり境内が広く、裏側に遊歩道があるため、ゆっくりと散歩を楽しめます。
例年、紅葉の時期には「紅葉まつり」が行われるため、その時期に行くとハズレなし。
紅葉の見頃 | 11月中旬~12月 |
樹木 | イロハモミジなど |
住所 | 出雲市別所町148 |
アクセス | 【車】国道9号線直江より北進、431号線を横切り県道25号線へ 出雲空港よりタクシーで約40分 【バス】JR出雲市駅より一畑電鉄にて雲州平田駅下車 生活バスで約30分、タクシーで約20分 |
料金 | 無料、天守登頂は有料。 <個人>大人560円 小人280円 <団体(30名以上)>大人440円 小人220円 |
営業時間 | 拝観時間 8:00 ~ 17:00 (入山受付 8:00 ~ 16:30) |
駐車場 | ・第一駐車場 大型バス約7台 車約30台(大型バス0の場合) ・第二駐車場 車約20台 ※第二駐車場は現在使用できず |
イベント | 鰐淵寺紅葉まつり 2019年11月9日(土)~24日(日)予定 |
問い合わせ | 電話0853-66-0250 ホームページはこちら |
2018年の鰐淵寺紅葉まつりに行ってきました!
鰐淵寺から南に車で20分程度行った所にあるのが、日本3大美肌の湯として知られる湯の川温泉。
「道の駅湯の川」では、無料で簡単に湯の川温泉を楽しめるうえ、出雲市の特産品も購入できます。
日帰り入浴施設もいろいろあるよ!
紅葉スポット2:立久恵峡
立久恵峡の紅葉です。 https://t.co/HlrGjo9CCL pic.twitter.com/zUxU6aaCUA
— 温泉旅好き-国内旅行と日本の観光 (@onsen_tabi) November 19, 2016
出雲市駅から車で30分程度行ったところにある、渓谷が立久恵峡。
神戸川を挟む切り立った豪快な崖が1キロ程度続く、野性味あふれる名所です。
国の名勝天然記念物にも指定されています。
烏帽子岩、ろうそく岩などの変わった岩を見ることができるほか、五百羅漢などの仏像もあるのが魅力。
展望台も設置してあり、1時間ほど徒歩でゆっくり散策するのがお勧め。
市街地ではお目にかかれないダイナミックな紅葉が目の前に。
山奥のため、市街地よりは紅葉が早く見られるというメリットもあります。
紅葉の見頃 | 10月下旬~11月中旬 |
樹木 | モミジ カエデなど |
住所 | 出雲市乙立町 |
アクセス | 【電車】JR出雲市駅から出雲須佐行きの一畑バスに乗り約28分、立久恵峡停留所下車徒歩すぐ 【車】山陰自動車道出雲ICまたは斐川ICから国道184号線を経由し約30分 |
問い合わせ | 0853-45-0102(立久恵峡わかあゆの里) ホームページはこちら |
そして、やはり立久恵峡の近くにも温泉はあります。公共施設ではなく温泉宿併設という形ですが、日帰り入浴を楽しむことが可能。
出雲地方山間部から、出雲~松江間は温泉メッカ、かなり数多くの温泉が存在します。
温泉宿もチェックしておいて損はありませんよ。
【奥出雲】紅葉狩りを楽しむならトロッコ列車に乗ろう!
本日の奥出雲おろち号🍁
木次線の紅葉が綺麗すぎて・・・(笑)
大満足👍①油木~三井野原間
②油木~三井野原間
③三井野原~出雲坂根間
④出雲坂根駅 pic.twitter.com/OZzoXLGlPB— たとたん (@tatotan285) November 6, 2018
もっと出雲地方の山間部まで紅葉を見に行きたい。
でもどこがいいのかよくわからない、そんなときはJR木次線を走る「木次トロッコ列車」がおススメです。
穴場の紅葉スポットですし、デートに誘ってみてはどうでしょう?
JR出雲駅から、お隣広島県備後落合駅を結ぶ区間を「奥出雲おろち号」というトロッコ型の窓なし列車で、山の空気を満喫することができます。
片道4時間弱というかなり気長な旅、奥出雲ループ橋など中国山地のダイナミックな景色は、列車ならではの贅沢な眺め。
お弁当販売など、紅葉狩りの楽しみもちゃんと用意されていますよ。
紅葉の時期は、毎日運行あり。
紅葉の見頃 | 11月〜12月 |
樹木 | モミジ、イチョウなど |
住所 | 雲南市木次町里方26 |
アクセス | JR松江駅からバス10分、県庁前下車徒歩5分(またはレイクラインバス松江城(大手前)下車徒歩5分) |
料金 | 詳細はホームページへ |
問い合わせ | JR木次鉄道部 TEL:0854-42-5457 木次駅 TEL:0854-42-0127 ホームページはこちら |
まとめ
松江市やその近郊では、ちょっとしたお散歩から1日かけた本格的なものまで、いろいろな形で紅葉狩りを楽しむことができます。
場所により、見ごろの時期も異なるため、いろいろな場所を楽しめるのが魅力。
しかし紅葉の時期、特に山間部は想像以上に寒かったということも多々あります。
服装には注意!
ジャケットやストールなど調節できるものがオススメですよ。
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