こんにちは!元人事コンサルタントのはまちゃん(@wakuwakukeigo)です。
今日は2018年4月2日(月)。
新入社員として新たな環境で働き始めることになる人も多く、ドキドキしている人も多いことでしょう。
この記事を読むあなたもそうかもしれませんね。
「社会人頑張るぞ!」
婿太郎
と思っているあなたに、大変ショッキングなことを最初に伝えますね。
会社に入社した時点で、上司や先輩たちはあなたのことを全く信頼していません。
入社したばかりの新入社員は、知識や技術、経験がないので当然っちゃ当然。
そして、仕事も初めてのことだらけなので、たくさんの失敗をするでしょう。
僕も4年前に社会人デビューをしましたが、ミスばかりしていました。
新入社員のあなたが、まずすべきことは、同僚や顧客との信頼関係を築くことです。
信頼されるように頑張るし
婿太郎
はまちゃん
じゃあ聞くけど、具体的にどんな行動をしたらいいか答えられる?
うっ・・・
婿太郎
この記事では、コンサルティング会社直伝の最速で信頼を築くことができる5つの基準行動についてお話ししていきます。
この5つの基準行動を身につけた新入社員は最強です。
信頼関係を築くだけでなく、圧倒的なスピードで成長することができる行動習慣です。
誰でも意識するだけでできることで、5つの基準行動を身につけたら一生モノのスキルになるはず。
ライバルや先輩社員をごぼう抜きできるので、ぜひ実践していただきたいです。
タップできる目次
新入社員が信頼を得るためにまず身につけるべき5つの基準行動とは
5つの基準行動とは、仕事を円滑に進めるための行動習慣です。
5つの基準行動は以下のとおり。
- 気づきと挨拶
- 早起きと認識即行動
- 約束と計画
- 報告・連絡・相談・打ち合わせ・根回し
- 整理・整頓・清掃・清潔・しつけ
「なんだか当たり前のことだな・・・」
もしこう思ったのなら、僕の新入社員時代と同じですね。笑
覚えていてください。
当たり前のことを当たり前以上にするから一流と呼ばれるようになるんです。
試してみたらわかりますが、実践することは本当に難しい。
管理職クラスでも、基準行動を身につけられていない人も多いはずですよ。
はまちゃん
コンサルティング会社で5つの基準行動を徹底的に叩き込まれました。
5つの基準行動を身につけた新入社員が会社から信頼を得られる理由
答えはシンプル。
どこに行っても通用する人財になることができるからです。
あなたは、仕事ができる人とはどんな人のことだと思っていますか?
僕は、仕事ができる人=「仕事の質」+「信頼」だと思っています。
たとえあなたが、東大卒で知識や能力があっても、人と信頼関係が築けなければ仕事ができません。
仕事をするには相手が必ずいます。
そして、相手はあなたの行動を見て信頼するかどうかを決めます。
はまちゃん
ビジネスに限らず、信頼関係を築ける人は最強!
5つの基準行動を行動習慣としている社員がいる会社は倒産しない!?
5つの基準行動は一生モノのスキルです。
実は、この5つの基準行動は、潰れない会社の社員が行っていた行動習慣なんです。
企業の生存率が低いことはご存知でしょうか?
企業の生存率
- 設立1年で存続する会社は40%
- 設立5年で存続する会社は15%
- 10年以上存続する会社は6.%
- 20年以上存続する会社は0.3%
- 30年以上存続する会社は0.025%
会社を存続させるというのは本当に難しいことなんですね。
ある調査会社が、潰れる会社と潰れない会社の社員で何が違うのかを調べたところ、潰れない会社の社員は5つの基準行動をしていることがわかったんです。
裏を返せば、5つの基準行動を疎かにしている会社は倒産するってこと。
どれだけ、大切な行動習慣か伝わりましたか?
新入社員が信頼を得るために5つの基準行動を行動習慣にして成長しよう
この章で、それぞれ5つの基準行動について説明していきますが、基準行動をきちんと説明しようとしたら3日ぐらいかかるほどかなり深い内容です。
なので、それぞれの基準行動のエッセンスのみ紹介しますね。
- 気づきと挨拶(信頼関係を高める)
- 早起きと認識即行動(行動力を高める)
- 約束と計画(目標を実現する)
- 報告・連絡・相談・打ち合わせ・根回し(意思疎通を高める)
- 整理・整頓・清掃・清潔・しつけ(生産性を高める)
信頼を得る基準行動① 気づきと挨拶(信頼関係を高める)
「気づき」とは相手に対する関心であり、「挨拶」とは気づきを表現する代表的行動例。
人間は、相手との関係の中に自己の存在価値を見出すものなので、物事に気づいて行動することは、相手の存在価値を認め、総合理解・信頼を形成する重要な要素になります。
つまり、相手に気づき、積極的にアプローチすることで、人間関係を深め、信頼関係を強固なものにすることができる!
挨拶されると気持ちいもんね
婿太郎
はまちゃん
新入社員は積極的に、上司・先輩の目を見て大きな声で挨拶しよう!
顔も覚えてもらえるし、信頼もされるよ!
大きな声は恥ずかしいけど、頑張ってみるか。
婿太郎
はまちゃん
一流のコンサルタントは、挨拶をした部下を見るだけで部下の状況がわかります。
僕は挨拶しただけで、ある上司が僕の状況を察し、食事に誘われて悩みを聞いてくださいました・・・
信頼を得る基準行動② 早起きと認識即行動(行動力を高める)
「認識即行動」とは即座に行動へ移すことであり、先送り体質から前倒し体質に切り替えることできます。
仕事の効率化を図り、タイムラグの解消・仕事の精度を安定化させ、結果として信頼感・安心感が生まれます。
「早起き」は前倒し体質を身につけるための代表的行動例。
新入社員は、すぐやることを求められるのか・・・
婿太郎
はまちゃん
新人の頃は、上司に仕事を頼まれることも多いけど、すぐするか後回しにするかで差が生まれる。
「こいつに頼めばすぐに仕事に取り組んでくれる」と思ってもらえるようになるかがカギ!
ちょっとしたことをするから、信頼の貯金が貯まるんだな。頑張らなければ!
まずは早起きしてみよう!
婿太郎
はまちゃん
ちなみに、僕が新入社員の頃は遅くとも5時45分までには起きてましたよ。
なっ!!
婿太郎
社会人は学生時代と違って時間に追われやすく、ゆっくり自己研鑽に励む時間が取れません。
覚えることが膨大にある新入社員は、隙間時間をどう過ごすかが今後のキャリアを築く上で重要です。
早起きして、最も生産性の高い朝の時間帯に勉強する習慣ができれば、どんどん成長していけるでしょう。
時間帯別の仕事法&勉強法は、以下の記事で詳しく紹介されていますので参考にしてください。
信頼を得る基準行動③ 約束と計画(目標を実現する)
「約束」とは相手との信頼関係を構築する要因であり、「計画」とは約束、つまり希望する結果を実現するための手段。
また、計画を遂行することで、自信に繋がる、時間を有効活用することができるという効果もアリ。
約束を破ったら信頼なくなるよなぁ。
婿太郎
はまちゃん
そうだね。
新入社員あるあるで、仕事を依頼された時に「30分でできます!」みたいに見栄を張って早くできることを約束してしまうことがある。
でも、予想していない仕事が入って結局、約束した時間までに仕事が終わらないということがあるんだよね。
それわかる!約束に遅れたから、怒られて上司に怒られるパターンのやつね(笑)
婿太郎
はまちゃん
社会人は、基本的には口にした約束は守らないとだめ!
だから、約束が守れるように計画を立てることが大事!
信頼を得る基準行動④ 報告・連絡・相談・打ち合わせ・根回し(意思疎通を高める)
「報告・連絡・相談・打ち合わせ・根回し」とは、組織内で円滑に情報をやり取りするために欠かせない存在で、相手に安心感を与える信頼のバロメーター。
また、報告・連絡・相談・打ち合わせ・根回しには、組織内で情報を共有することで未然にリスクを防ぐことや、組織のナレッジを活用することで実力の差を補うという効果もアリ。
はまちゃん
僕は新人の頃、報告がめちゃくちゃ苦手だった。
怒られるのが怖かったり、自分の与えられた仕事を「できません」という勇気がなかったんだよね。
仕事を依頼した上司からしたら、指定の時間までに仕事が完了すると思っているからたまったもんじゃないね!
婿太郎
はまちゃん
そだねー。
新入社員は、ホウレンソウし過ぎぐらいでちょうどいいと思う。
早めに状況がわかれば、別の手を考えられるからね。
「ホウレンソウだね」と覚えよっと!
婿太郎
信頼を得る基準行動⑤ 整理・整頓・清掃・清潔・しつけ(生産性を高める)
- 「整理」とはいらないものを捨てること。
- 「整頓」とは欲しい時に欲しいものがいつでも取り出せる状態にしておくこと。
- 「清掃」とは空間を常に綺麗な状態にしておくこと。
- 「清潔」とは清くて綺麗な有様のこと。
- 「しつけ」とは決められたルールを守ること。
これら5Sの徹底により、時間と空間を有効に使い、自己を未然に防ぎ、仕事の生産性を高めることができる。
整理整頓ってよく聞くけど、改めて言われるまで意味の違いをわかってなかったな〜
婿太郎
はまちゃん
そういう人多いよ。
そして、整理が整頓よりも先にきてるってことがポイントなんだ!
まずは、いらないものを捨てることから始めようね!
机の上がぐちゃぐちゃだから整理整頓しないと・・・
婿太郎
はまちゃん
人間は、年間150時間もモノを探してるから、5Sを意識するだけで生産性はかなり上がる。
パソコンのフォルダやファイルも忘れずに!
新入社員が信頼を得るために5つの基準行動を行動習慣にする方法
【信頼を得る基準行動の習慣化】行動変容の5段階
基準行動は、意識をしないと行動することはできません。
身につければ、どこに行っても通用する人財になれるので、ぜひ習慣化することをおすすめします!
行動変容の5段階
- 第1段階:知る
- 第2段階:理解する
- 第3段階:できる
- 第4段階:継続してできる
- 第5段階:当たり前にできる
行動変容の第5段階の無意識でできるレベルを目指してください!
習慣化できたら、マジで最強なんで。
【信頼を得る基準行動の習慣化】やらされ感をなくすポイント
5つの基準行動もそうですが、新入社員は色々なことを強制されると思います。
これは、社会人になるにあたって、周囲がどういうレベルをあなたに求めているかという期待の現れです。
信頼を築くためにも、期待に応えるようにしてほしい。
でも、やらされ感を持っていると、いつまで経っても成長しません。
やらされ感をなくす2つのポイントを紹介します!
- 未来の願望を具現化させる
- 実践して数ヶ月後経った時の自分の変化を見る
①未来の願望を具現化させる
あなたは、何かしらの思いがあって今の会社に入社することを決めたのではないでしょうか?
そうでなかったとしても、将来のなりたい姿のイメージはあるでしょう?
未来の願望があやふやなら、無理矢理でもいいので具現化してください。
そして、今取り組んでいることの延長線上に未来の願望があるかを確認してください。
ゴールに繋がっているとわかれば、目の前のこと熱意を持って取り組めます。
②実践して数ヶ月後経った時の自分の変化を見る
新入社員は、失敗ばかりで自信を失うことも一度や二度じゃないはず。
残念ながら、僕たちは周囲と自分を比較して、マイナスの感情が溢れちゃう。
そんな時は、周囲の人間じゃなく、昔の自分と比較してください。
できるようになったことが絶対に増えているはずなので、自信を持って過ごしてください。
まとめ:5つの基準行動を行動習慣にしていち早く会社で信頼を得よう!
迷うことなく、新入社員は5つの基準行動を身につけた方がいいです!
会社や上司、職場仲間から信頼を得られたら、その分面白い仕事が回ってきますし、楽しい社会人になることができます。
今日の話のポイントはこちら。
POINT
- 新入社員は信頼0なので、会社から信頼を最速で得る5つの基準行動を身につけるべし!
- 基準行動は仕事を円滑に進める行動習慣で、実践すれば「仕事の質」と「相手からの信頼を高める」ことができる!
- 基準行動① 気づきと挨拶(信頼関係を高める)
- 基準行動② 早起きと認識即行動(行動力を高める)
- 基準行動③ 約束と計画(目標を実現する)
- 基準行動④ 報告・連絡・相談・打ち合わせ・根回し(意思疎通を高める)
- 基準行動⑤ 整理・整頓・清掃・清潔・しつけ(生産性を高める)
- 基準行動を習慣化し、どこに行っても通用する人財になろう!
会社に入社してすぐの新入社員は、多少の能力の差があっても、みんな一緒です。
でも、すぐに新入社員の中で成長スピードに差が生まれてきます。
その差は、基準行動をどれだけ実践して習慣にできているかの差です。
仕事だけでなく、様々な場で求められる5つの基準行動。
良い行動習慣には、年齢や役職なんて関係ない!
この記事で紹介した5つの基準行動は、どれもすぐにできるものばかりです。
でも、この記事をここまで読んだあなたですが、基準行動を実践する新入社員はほんの一握りでしょう。
やるかやらないかはあなた次第。
社畜になって、飲み会で会社の愚痴を言うようなかっこ悪いサラリーマンになりたいの?
僕からしたら、文句を言うなら辞めたらいいんです。
でも、愚痴を言ってるような人はそれができないんですよね。
なぜなら、その会社以外で通用する実力がないから。
そんな社会人になりたくないなら、、この記事を読んだたった今から習慣化するための行動を心がけて実践してみてください。
5つの基準行動を身に着けたとき、会社内で信頼を得るのはもちろん、どこでも通用する人材になってるはずですよ。
はまちゃんの一言
はまちゃん
新入社員は辛いことも多いと思うけど、頑張れ〜!!
んじゃ、今日はこれでおしまいっ!
ほな、バイバーイ!
▼P.S.
社会人は人前で話すスピーチの力がめっちゃ大事です。
▼P.P.S.
考え方を磨きましょう。
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